厚生年金基金の規則にもよりますが
すべての失業者が使えるわけではありませんが、退職前の会社が、厚生年金に加えて、厚生年金基金に加入していた場合、厚生年金基金の規則にもよりますし、当然将来受け取る上乗せ分が減る(無くなる)ことになりますが、一時金として、まとまった金額を受け取ることを選択できる厚生年金基金もあります。管理人の場合は、幸いこれを使うかどうか、選択できる状態でした。
どちらが得か
一時金として受け取る場合と、将来に受け取る場合と、どちらが総額が多くなるかは、どれだけ長生きするかに関わってくることです。管理人は自分で計算してみましたが、60歳で支給を開始し、70代の前半まで生きれば、後からもらうほうが総額が多くなるようです。これは管理人が加入していた厚生年金基金の場合です。
タイミングは任意
厚生年金基金の一時金を受け取るタイミングは、任意になっていることが多いと思います。また後になるほど、一時金の金額も増えます。できれば、厚生年金基金の加算部分を一時金として受け取るのは、先延ばしにしておいたほうがいいでしょう。ただ、会社都合での離職、失業となれば、準備や覚悟も不足していることも多いでしょう。やむを得ない場合は、使うことも考えましょう。
管理人は使いました
管理人は、この厚生年金基金の一時金は使うことにしました。会社都合の離職で準備も十分ではありませんでしたし、将来のこともありますが、再就職は中期、長期にわたると考えていて、背に腹は替えられないという状態でもありました。それぞれの事情で、使える人は考えてください。