失業と求人

失業者の場合なら、雇用保険、失業手当の給付の手続きなどもあって、ハローワークに行く必然性も高いでしょう。ハローワークの求人情報はインターネットでも検索できますが、ハローワークにある求人検索ＰＣのほうが、たくさんの求人情報を閲覧することができます。管理人は、インターネットでざっと見て詳細を確認するためにハローワークへ行き、その他の求人を探すという方法で行いました。これは管理人の業界や職務経歴でいえば、インターネッットは空気のような当たり前の存在でもあり、インターネットでの求人公開を拒否する企業は自分には向いていないだろうなとも思ったからです。このあたりは、それぞれ自分が就職を目指す業界の状況によって、求人情報の検索方法を考えるべきポイントだと思います。

気になる求人情報を見つけたら、職業相談をして、ハローワークの紹介状をもらいます。ここで覚えておきたいのは、求人情報の応募条件を、多少満たしていなくても、あきらめずに職業相談をすることです。ハローワークの職員に自分が与える印象にも依存しますが、求人をしている会社と交渉して面接できるようにしてくれる場合があります。「ＸＸという資格はないけれども実務経験が豊富ですから、御社の即戦力になるかもしれません。本人様もまったく問題なく実務をこなせると自信をお持ちです」などと、推薦してくれることもあるのです。失業しているのであれば、職業相談は真剣に、そして積極的に利用したほうがいいでしょう。
ところで、ハローワークの職員が、求職者の姿勢に真剣さがなかったり、ゾンザイな態度だったらどうするだろうかを考えてみてください。ハローワークの職員も仕事ですから、一応、企業に問い合わせはしてくれるでしょう。しかし、強く推薦してくれるかどうかは、自分の姿勢や、与える印象次第だと思います。

失業してハローワークの求人情報を利用しているなら、ナリフリ構っている場合ではないでしょう。管理人は、ハローワークの職員に、「ハローワークの求人情報は、手段のひとつ」と明言されました。国の施策として行っている公共職業安定事業ですが、限界があって当然です。ハローワークの求人情報だけに頼らず、民間の求人情報サービス、就職支援サイトはどんどん使いましょう。そもそも、ハローワークに求人を出さない会社もたくさんあるのですから。