ハローワークまっぷ

離職票の退職理由

退職理由と失業手当

退職理由によって、雇用保険、失業手当の扱いがずいぶん違うということは、他のところに書きましたので、参考にしてください。さて、退職、失業すると離職票をもらうことになり、これをハローワークに持っていって手続きをすることになります。しかしその前に、郵送などで届いた退職の理由をしっかり見てください。もしかしたら、理由が別のものになっていないでしょうか?一般的には、会社都合となるべきなのに、自己都合にされているようなことはないでしょうか。

こういう場合は

会社との交渉は、自分ひとりでやるのはかなり厳しいものがあると思います。できるだけ早く、離職票をもって、ハローワークに行ったほうがいいでしょう。そして雇用保険の受給資格審査の際に、「退職理由が自己都合になっているのですが、こういう退職の仕方だったのですが」と相談しましょう。法律に違反する業務命令を拒否したらクビになった、セクハラや職場内のイジメがあった、給与が15%以上カットになったなどの場合、会社都合の退職とできる例が多くあるそうです。管理人の場合は、退職、離職の際、しっかり会社都合であることを確認してきましたので、このトラブルは経験していません。

ハローワークを味方に

会社と退職理由の交渉をするのを、自分ひとりでやろうとすると、なかなか物事が進まないかもしれません。黙殺されることもあるでしょう。しかしハローワークに相談して、ハローワークの職員が過去の事例からみて、明らかに会社がおかしいと判断し、労働基準局が動くとなると、会社もそれなりの対応をしなければなりません。雇用保険の失業給付は、できるだけ早く受給したいものです。虚偽の話をしてはいけませんが、事実をしっかり伝え、泣き寝入りはしないようにしたいものです。