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資格 転職 失業体験と思い出 2

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社会人の資格取得のススメ

TAKAC4さん 20代男性 現在進行形
私が働いているのは、俗に言う「ブラック企業」。毎朝8時には全員が出社しており、一日中働いても会社を出るのは日付が変わる頃。そんな毎日を過ごしていた。 とは言え、上司や同僚との間柄が悪いわけではなく、いたって健康な(?)ブラック企業だ。仕事内容には満足。同僚にも満足はしているものの、ずっとこの仕事を続ける訳にはいかない。私は、ある資格に目を付けた。 それは、「宅建」。自分が社会人として働き始めてからというもの、やはり住まいの大切さを実感するとともに、不動産を探した際に、対応の悪さが印象に残っていた。 さっそく資格の勉強を始めようとしたものの、目の前に立ちはだかる大きな壁の名は「時間」。土日も献上、という状態だったので、なかなか一歩を踏みだせずにいた。 しかし、これでは自分の状況は改善しない。私は自分の仕事を一から見直し、土日を働かなくても良い様、つまり勉強に充てられるよう仕事時間をコントロールするよう意識し始めた。 すると、今まで「土日にやればいいや」と考えていた仕事も、より効率を上げて行うには、という意識が芽生え始める。なんとか土日のどちらかを勉強に充てられるようになってきた。 そして現在、目下勉強中。社会人になるとみなさん「時間がないから勉強できない」「社会人になると資格取得は難しい」と考えているかもしれないが、少し意識を変えることで、勉強の時間を捻出することはできるのだ。そして、資格取得と、キャリアアップも。 私はそれを証明したい。

夢を追いかけて資格取得

harukaさん 40代女性 2014年1月
高校の時からデザイン関係の仕事を希望してたのですが、親の反対もあり違う職種へ就職しました。あれから20年・・・やはりデザインの仕事を捨てきれず、退職して職業訓練に通いました。もちろんデザイン関係です。そこでPhotshopクリエイタ能力認定試験とIllustratorクリエイタ能力認定試験のエキスパート(上級)の資格を取りました。現在、フリーランスでイラストレーターとして仕事をしています。夢は諦めなければ叶うと思いました。

幼稚園教諭の資格を取って

kiraさん 40代女性 1994年頃
小さい頃の夢は「幼稚園の先生になりたい!」といつも大人に夢を聞かれて、答えてました。幼児教育学科がある短大に入学して、無事に幼稚園教諭2種免許を取得しました。そして夢の「幼稚園の先生」に就職できました。可愛い子供たちに囲まれ、仕事なのに楽しい毎日でした。幼稚園教諭2種免許を取得して、本当に良かったと思いました。そして、この資格は自分の子供を育てるのにも知識が役にたちます。子供に良い環境(ピアノなど)を与えることもできます。

30代で英検取得

るおるおさん 30代男性 現在進行中
学生時代からずっとコンプレックスのあった英語。もう1回やり直してみようと思い、一念発起。2014年、30代にして英検2級合格にチャレンジ。英検なんて15年ぶりくらい。参考書を買い、単語・熟語を「めくって覚える単語帳(学生が試験前に使うやつ)」に書いて覚えまくった。そのかいあって6月の1次試験はぎりぎりで合格。しかし翌月の2次試験の面接では、自分の考えを英語にして伝えることがまったくできず不合格。完全に甘く見ていた。不合格から1年間は1次試験は免除されるため、2次試験から受験できる。11月にある2次試験に向け、現在猛勉強中である。

スキル・資格の期間

Niさん 50代女性 1975年初夏のころ
現在の中高生は授業のなかで将来的な職業について学んだり考える時間があるようですが、高校の頃簿記なども習っていなかったしこれという職業に考えはまとまっていませんでした。高卒で就職はしましたがそこで終えるつもりはなく、退職を機に事務系のスクールで短期間勉強しました。そこでは実務的なことやお仕事に対する姿勢やマナー、言葉づかいも習得しました。今の高校生ならそんな授業内容もあるはずですね、本当の意味での職業意識の心構えや形づくりになった数か月でした。

悔しさから資格を取得しました

ひかりさん 40代女性 2006~2007年
転職先で心機一転、新しい分野での仕事を任されたとき、正直上司がどんな結果を望んでいるのか分かりませんでした。それはひとえに私の知識が決定的に不足していたからです。怒られるたびに悔しく、家に帰ってからは悲観して涙を流していました。しかしここで負けてはいけないと、その知識を覚えるために勉強開始。数か月後その分野での資格を取得しました。上司もそれを認めてくれ、また実際に知識も増えたため仕事もしやすくなりました。

小さい会社にも良い会社はある

ピロティさん 30代女性 2014年6月頃
私は主婦のため、近所で事務のパートのできる会社を探していました。自宅のそばを希望していたため、選んだ会社はとても小さい会社。営業所には5人しか社員さんがいないのです。それでも本社は関西にあり、営業所は全国に3箇所もある会社でした。ダメもとで面接を受け無事合格。所詮小さな会社だし、社員さんのお給料も少ないのだろうな…、と思っていたのですが、なんと先日のボーナス、280万円もらっている社員さんがいました!小さい会社でも掘り出しもの的なところはあるものです。

自分の甘さを思い知らされた数か月

りぶらさん 30代男性 2008年4月から
ある大手家電メーカの孫請け会社の営業事務の仕事を派遣社員としていたときの話です。違う業種の一般事務の仕事は1年以上経験がありましたが、全くの未知の業界で仕事内容もわからない状態だったので課長が直々に一から指導していただきました。前任者が退職されるということでその補填人員として入社し1か月ほど引き継ぎしましたが、その方が退職されてから課長の態度が一変。ひとつでもミスをすると怒鳴られ、書類の文言がおかしいとわかるまでその場で立たされ、発注漏れがあるとその会社にひとりで行ってなんとかしてこいと無理難題を言いつけられる始末。一番ひどいと思ったのは昼休憩に昼食を強要されたことです。就労時間はボロクソ言われているのでせめて休憩時間はゆっくりしたいのにそれすらも許されない。その当時はパワハラという言葉もなくただ耐える日々でしたが、5か月ほどで退職することにしました。そして退職日の数日前に二人きりになったときにあの時厳しくしていたのはお前のためだと言われました。何年か経ち現在の仕事をしているとその当時言われていた言葉は非常に核心を得ていて自分の仕事に対する考えが甘かったと思い知らされることがあります。課長の言葉は悪くてあれだけ憎んでいたのに、ほんのわずかですが感謝もしています。

はじめての就職先

Miya+さん 30代女性 2001年11月ごろ
初めての就職先を探すとき、セミナーや説明会に足繁く通ったものです。これから就職されるという方は、きっとご自身の基準で企業を選び、話を聞かれることと思います。しかし、理想と現実をきちんと見ているでしょうか。自分が「やりたいこと」と「やれること」は違うのだと痛感させられたのは、最初の企業に入社した時でした。私はキッチンメーカーのショールーム勤務ということで入社しましたが、ショールームではなく併設の小売業務。正直、がっかりしました。それでもいつかはショールームに勤務できるのだと言い聞かせて、頑張っていました。その後不景気で部署が閉鎖になり転職を余儀なくされましたが、皆さんは自分の望む職種でなければすぐに辞めてしまいますか?もし希望と違う職種に配属されても、同じ会社で2年は頑張ってみてください。やれるだけの事をやってみましょう。それはきっと、あなたのチカラになるはずですし、良い経験となって次へのステップを助けてくれるでしょう。実際、私も色んな職を転々として、元々の夢であったフリーランスデザイナーという位置を現在では得ています。初めから最終目標にたどり着くなんてことはありません。登山と一緒で、最初は1合目からスタートなのです。じっくりじっくり登っていって、最終的に自分の目指すところへたどり着けるよう、経験をしっかり積んでいけば良い。そう考えると、少し企業を見る目が変わってきませんか?もちろん、最終目標と近しい業界で一歩を踏み出すことも大切ですが、異業種からでも「なりたい自分」にはなれますよ!

企業の人事は見透かす

なつきさん 20代女性 2009年秋から2010年3月まで。
私が就職活動を始めた時はリーマンショックの直後。どれまでの売り手市場から一転して就職難になりました。とはいえ、そこそこいい大学に通っていたため、どうにかなるだろうと思っていました。もちろん、セミナーにも参加したり自己PRを考えたりとそれなりに努力はしていたと思います。しかし、ふたを開けると全滅。周りがどんどん決まっていく中、全く内定が取れないまま卒業直前になりました。幸いにも卒業直前に就職は決まりましたが、満足のいく結果ではありません。後から思えば、自己分析が不十分でミスマッチが続いていたのだと思います。