業界を変わる20代の転職体験
うしっこさん 40代女性 2004年8月
29歳の春、いよいよ30前、転職するなら今か!と思い、人材紹介会社の助けを得て転職しました。それまでは演劇興行の会社に勤務していましたが、「がんばる人を支える仕事に就きたい」と思い、語学学校を運営する会社へ転職。運よく人材紹介会社の紹介1件目でとんとん拍子に最終面接まで進み、採用となりました。勤めてみて、条件面などでの話の食い違いはありませんでしたが、前の職とのギャッップがあまりに大きくて、半年としない間に辞めることになりました。何が一番違ったか。それは、働く人たちのモチベーションでした。前の職場は、皆がそれぞれの役割を担って一生懸命に働く気風がありましたが、転職先では私の就いた職クラスの人たちはやる気に満ちているものの、その下で働く人たちにまったくやる気がない。どうやってさぼろうかと考えている人たちが大半でした。その中で、私はすっかり自身を失い、2カ月で辞める決意をしたのです。転職は、自分がどんな仕事に就いて新しい未来を築いていくかという、大きな夢を実現するチャンスです。ですが、その仕事内容や会社の業績などだけを見ていると、足をとられることにもなります。私は、ともに働く仲間の様子をより詳しくリサーチしなかったがために、場違いなところに飛びこんでしまったように思います。これから転職する方には、ぜひ、そういった環境面、人的なところまでよくリサーチすることをお勧めします。
転職活動を経験して
ゆうさん 30代男性 2014年6月
初めて転職活動を経験しました。転職にあたっては転職エージェントを2社利用しました。エージェントの担当者の方は1社はマイペースな感じの方で、もう1社はいかにも営業という感じで押しが強い方でした。転職エージェントを利用して今後転職活動を始めようとお考えの方には複数社登録して、自分の気の合うエージェントを選択される事をオススメします。エージェントの利点はハローワークなどで扱っていない仕事を紹介して頂けるのは勿論ですが、企業とのやりとりについてもエージェントが対応してくれます。例えば、面接日の変更や内定辞退など。特に内定辞退などは直接連絡すると電話口で怒鳴られたり酷い事になる事もありますのでエージェントに任せられるというのは大きかったです。
長い長い就職活動
なつ吉さん 20代女性
2013年12月から2014年7月ごろ
いわゆる大卒、新卒での就職活動、とても苦労しました。12月から就職活動をはじめ、決まったのは7月後半。それも、行きたいところは散々不採用通知をいただいた後のことです。たくさんのサイトに登録し、何十という説明会に参加、選考に進んで、それでも落とされてばかり。心がめげそうになりましたが、諦めないで良かったなと思います。高学歴化により、作業員よりデスクワーク職が人気です。そのため、高倍率になって激戦になるのは自然のことと思います。景気がよくなってきたから、と言って就職が簡単と言う印象は受けませんでした。妥協は必要です。諦めなければ内定を頂けるという経験をしたため、就活生には頑張ってほしいと思います。
やりたかった仕事
mizukyさん 20代女性 2011年頃
私は大学卒業後、初の就職先は小さな印刷会社でした。念願の印刷会社で平面のデザインについて挑戦したかったので本当に本当にうれしかったです。ただ、小さい企業でもあったのでデザイン業務というメインのしごとはあまりなく、どちらかというとDTP作業のオペレーター業務が中心でした。それでもたまに任せるデザイン業務が嬉しくて続けていました。そして、DTP業務について学べたことも今現在、在宅でDTP業務の仕事やデザインなどに関して制作時にとても役立っています。たった2年でしたが本当に学べ、しかもがむしゃらでできた会社だったのでお給料は安かったですがいいけいけんになりました。
転職し挑戦したいと思って営業職
mizukyさん 20代女性 2013年頃
私は印刷会社を2年勤務後、まったく別の営業職の仕事がしたいと思い転職をしました。会社を辞めてから本当は探したかったのですが、親からの条件として勤務しながらの転職活動を進められました。寝る時間を惜しんで履歴書を書いたり、お休みの日は面接へといったりと本当に忙しかったですがスケジュール管理がスムーズに行くようになり勉強になりました。そして、見事人材派遣会社に就職できました。ここでは24歳での転職だったこともあり、営業の基本や社会人としてのルールをしっかり教えていただきました。頭では理解できていても取引先との交渉は本当に難しかったです。しかし、たくさんの人と出会い情報交換を重ねるにつれて自分のライフワークも豊かになった気がしました。転職できて本当に良かったです。
イラストレーターへの転職
すみすみさん 20代女性 2014年
自分が人生をかけて本当にやりたい事だったら、その意思と情熱を持ち続けてください。閉じ込めてしまわないでください。どんな仕事であれ、状況であれ、その仕事を成り立たせていく、成功させていく道はゼロではありません。私は英語講師の仕事を辞め、夢だったイラストレーターとしての事業を確立している最中です。全く職種が違いますが、ただ、ひたすら実現のために動いています。副業をしながら、日々の生活は苦しいです。様々な不安に押しつぶされそうな時もあります。それでもなんとか生活し、作品を制作する事ができています。どんなに辛い時でも、「今自分に何ができるのか」「どんな可能性があるのか」を考え続ける事を辞めないでほしい。それは転職をする時にもたくさんの希望へ私たちを導いてくれるし、それだけではなく、今の仕事のスキルや意欲を上げるすべになります。私たちの考え方一つで、真っ暗だった道に、希望の光がうっすらと見えてきます。
ブラック企業からの転職
さとるさん 30代男性 2013年8月頃
いわゆるブラック企業に勤めていました。みなし残業という手当てはあるものの、深夜残業などは支給されずタイムカードは定時に押す決まりでした。土日祝日も休みという決まりでしたが、他社員が居ない間にしか出来ない仕事があったので、ほぼ毎週のように土日も出勤。そのうちトップからパワハラまがいのことを受けて完全にやる気をなくしました。家族を養う為に耐えましたが、妻から【今のままでは心身共に持たない】と言われ、転職を勧められました。色々悩みましたが、無事に一般的な勤務状態の企業へ転職することが出来、普通に帰宅できる・普通に休める状況になりました。給与は減りましたが、おかげで家族との時間や笑顔を守ることができ、金銭的な部分はあとから補うことができるものだと感じました。
私の転職体験
ゆうさん 30代男性 2005年~2010年の8月
大学生の頃、コンビニエンスストアでバイトをしていた時に酒類に興味を持ち、就職活動も食品関連(特に酒類)に絞って就職活動をしていました。その甲斐あって酒類の卸業に就職できたのですが、現実は私の思っていたものとは大きな開きがあ理ました。必要なのは企画提案やお客様視点のニーズではなく、とにかく値段とバイヤーの意思。今にして思えば学生バイトの延長みたいな感覚で自分の仕事内容や勤め先に不満を持っていたのだと思います。そういった思いもあり、知人が造り酒屋で人手が足りないと紹介されたとき、碌に考えもせず転職しました。しかし、メーカーはメーカーで私の思い込みが通用するような場所ではありませんでした。良くも悪くも伝統に支配された会社、社長の発言が全てで、何か提案をすれば新参が生意気だとなじられ、販売量が落ち込んでいるのを無為無策と私の責任にされる、完全にやる気をなくして、経営不振を理由にクビ宣告された時、ようやくこれで新しい考え方・新しい場所で仕事ができる、と安堵したのを覚えています。転職を考えておられる方にはふさわしくない内容かもしれませんが「やりたいこと」の思いだけが先行すると、折角希望の職場に入っても不満しか抱かないというのが、私の経験を踏まえた感想です。
人と人とをつなぐオシゴト。
2006年、新卒で学習塾の受付事務として就職。開校半年ほどの新校だったその校舎は、社員が責任者と私の二名、あとは大学生のアルバイトで成り立っていました。そこは大学からは比較的近いところにはあったものの、歩いて来られる距離でもなければ公共交通機関もなく、なかなかアルバイトの大学生が集まらずに常に足りない状態で教室運営が行われていました。開校当初からいた面々は次々と辞め、残ったわずかなメンバーも責任者への募る不満でいつ辞めてもおかしくない状態でした。そんな中に配属になったのです。本来の業務に慣れることよりも、その職場の人間関係に頭を抱えることが多い毎日でした。何とか話をする場を、と講師のみんなととにかく時間を持つようにしました。決して楽な道のりではありませんでしたし、相当な期間を要しましたが、徐々にこの校舎は変わっていきました。スタッフがみんなでフォローしあったり、困ったことを相談したり…。そういう、人間らしい職場になっていったのです。全体での会議などへも積極的に参加するようになり、成果も上がっていきました。この経験から、コミュニケーションを惜しんでいては何も得られないと、身をもって知りました。当時のバイト講師だった人とは、10年近くたった今も付き合いがあります。苦しい数年間ではありましたが、今ではこの経験なしには現在の自分はないと断言できます。当時のスタッフたちに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
あーちゃんママ(20代女性)
時期:2006年4月から三年ほど。実際にその会社に勤めていたのは四年半。
焦った転職はダメ
3年以内の離職率が上昇しているなどの話をよく聞きますが、私もその中の一人でした。新卒で入った会社で学生と社会人とのギャップの大きさに辛くなり、働いてお給料をもらうということの自覚もないままに、この会社では自分のやりたいことができないなどとぬるいことを考えてしまい、さっさと転職を考えてしまいました。きちんとした目標もキャリアもないままに転職をしてもいいことは何もありません。きちんと目標を持った転職を目指さなければだめだと思いました。
リベンジ(30代女性)
時期:2000年頃