ハローワークまっぷ

ハローワークの受付での注意

最初のハローワークの受付

失業してハローワークを初めて利用する時、どうしていいやらわからないまま、管理人も受付に行きました。長年勤務した会社都合の退職、離職で、心の整理もできず、元気とは言える状態ではありませんでした。
たくさんの失業者、求職者がいたのですが、受付の人は、キチンと目をあわせて話してくれたと思います。ただこの時はまだ自分の気持ちの整理もできておらず、こちらがハローワークの受付の人に目をあわせることができず、目を伏せたまま話をして、窓口を案内してくれるのを聞いていました。それでも習慣なんでしょう、それなりにハッキリと「ありがとうございます」と、相手の目を見ることができませんでしたが、のど元を見て、少しだけ作り笑顔で言いました。するとハローワークの受付の彼女は、「いろいろあろうかと思いますが、がんばってくださいね」と言うのです。
「え?」そこで初めて彼女の顔を見ました。同年代の女性です。真顔で、励ましてくれていたのがわかりました。家族はともかく、離職、失業以来、久しぶりに(職業的なものであれ)そんなことに触れ、言葉にならず、一礼だけして、教えられた窓口に向かいました。

気落ちしていた状態から抜け

やがてリストラの失業のショックなどから少し抜け、とにかく次に向かって歩き出そうと立ち上がり、ハローワークに通うこともルーチンのひとつになりました。求人情報を得る他、雇用保険の失業手当の認定手続きも毎月必要でした。
ハローワークの受付にいくと、彼ら、彼女らは、必ずこちらの顔を見ていることに気が付きました。きっと様々な状態、事情の人が来るのでしょう。滞りなく案内し、また漠然とした問題を解決できる適切な窓口に振り分けるのには、観察が必須なんでしょう。職業相談の窓口の順番待ちの間も、受付の人達を観察していると、同じ人が丁寧に親切にしていることも、これではダメですと、言葉は丁重ですか、毅然とルールを守っているのも目にしました。そうだよな、ハローワークは役所だったなw書類や規則やルールの範囲で、できることをやってくれているんだよな。

ハローワークの受付での挨拶

管理人は、自分が再就職をするにあたり、社会性や会話力や常識を維持する必要があると思っていました。
ハローワークの受付で、ちゃんと挨拶しようと思い実行しました。ささいなことですw けれどどこの会社に面接に行くのでも、受付や案内されている方への挨拶とか気遣い、感謝の意をあらわすこととかは、とても大事なことであることを知っています。前職では採用のための面接を行うことも多く、受付や案内者の印象をあとで聞き出すこともありました。
ハローワークの受付の人を、自分が初対面の人に「感じがいい」という印象を与える挨拶や表情をする練習台にしたのですw
ちゃんとそれに対して、ハローワークの受付の方も、顔をみて、適切な応対をしてくれました。

ハローワークの受付でのメリット

ハローワークの受付の人に愛想よく、あるいは挨拶をしたところで、仕事探し、就職に、直接のメリットはありません。無愛想だろうが、下を向いて「この公務員どもめ、失業の心配のないお前らに俺の気持ちがわかるか」と呪いながら用件を伝えても、出てくる求人情報に差があるわけじゃありません。
けれど就職するならば、一般的な礼儀や常識や、あるいは初対面でも、悪い印象を与えない振る舞いは、付け刃でできるものじゃないと思うのです。どうせ、雇用保険の失業手当などでハローワークを使うなら、その練習をハローワークの受付を相手にやったとしても、それは、ハローワークの受付や、厚生労働省に怒られることはないでしょう。

受付だけではなく

そして、この練習という発想ですが、管理人の場合は、受付だけではなく、職業相談の窓口でも努力、練習をしました。呼ばれてから、そのカウンターへ行くまでの間からも勝負ですw 職業相談の窓口の職員は、自分が席を立つと、「あの人か」とずっと見てます。目があえば、まず軽く笑顔で会釈して、少し急いでますよという風に歩き、面接会場だったらどうするだろうかを考え、先に挨拶をし笑顔で名前を名乗り。丁重によろしくお願いします、と明るくいいw
管理人の年齢になると書類で落とされることが圧倒的ですw掴んだ面接のチャンスをものにするため、できる練習はしておいたほうがいいでしょう。