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履歴書の書き方

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履歴書の書き方

履歴書の書き方は、何も本など買わなくても、ハローワークでも、あるいは民間の就職支援会社、紹介会社でも教えてくれるでしょう。
管理人の場合ですが、自分が前職では採用、選考、面接をすることも業務のうちだったので、一応、一通りはわかっているつもりでした。履歴書は新卒の場合は、比較的真剣に見ましたが、中途採用の場合は、ほとんど意識してきませんでした。重視したのは、職務経歴書で、それも通り一遍のことではなく、実際に何ができるのだろう・・・、あるいはちゃんとした仕事をするタイプだろうか、移動が多くないだろうかという点を見るようにしていました。そのために履歴書は、あればいい・・という程度の認識でいたのです。
管理人が利用したハローワークには、履歴書の書き方についての無料セミナーもありまし、「応募書類の書き方」といった冊子もあって、その中では履歴書についても触れられていました。職務経歴は、やはりハローワークでも重視しているようで、応募書類の書き方の他に、職務経歴書の書き方という冊子が別に用意されていました。
それなりに履歴書や職務経歴は書ける自信がある人は、少数だろうと思います。それほど、そういったもの書く機会はないでしょう。ハローワークによって、そういう冊子があったり、無料セミナーがあるかは差があると思いますが、職業相談の窓口で、それも話してみたほうがいいでしょう。「履歴書の書き方に自信がありません。」と素直に言えばいいと思います。慣れています、自信ありますという人のほうが少数、例外のはずなのですから。ハローワークに冊子があれば教えてくれるでしょうし、履歴書の書き方の無料セミナーは、仮にそのハローワークで実施していなくても、近隣のハローワークやワークサポート、ふるさとハローワークなどで行われていることもあります。案内してもらえることでしょう。

窓口でボロボロw

さて、それなりにたくさんの履歴書なり職務経歴書を見てきて自信のあった管理人は、求人で応募したいものがあった際に、さっさと自分で履歴書などを作成してみました。他の求人を探しておこうとハローワークに行った際のついでに、それらを職業相談の窓口でチェックしてもらうことにしました。けっこう気合いが入っていると思われるかもしれませんが、何しろ中高年だと、年齢で書類選考だけで落とされることが圧倒的に多いと思います。自分が採用側だった時には、それなりにインパクトなり、訴えるものがない応募書類ですと、まず面接はしません。中途採用、年齢が高い応募者は、将来を買うのではないので、今、使えるか?が明確に示されていない限りには、どうにもならないと考えていました。そこで、それなりに訴求するための文章を職務経歴書に盛り込んでおいたので、その印象を第3者的にチェックして意見をもらいたいと思ったのです。
けれど、その日の職業相談の窓口にいたのは、比較的若く、また民間での勤務経験のあるキャリアコンサルではなく、厚生労働省からハローワークにきている人でした。
指摘されたのは、例えば履歴書の住所の書き方。中央市中央町1-1-1 ではだめで、中央市中央町一丁目一番地一号と書けw 郵送の際につける送り状の日付、西暦ではなく和暦でとかでした。
管理人は、自分が雑草タイプで、たたき上げの実力派だと自負していました。そこを細かく問題にする体質の企業だと、もしかしたらやっていけないかもなぁ・・と窓口で言ってみましたが、履歴書は企業によっては正式書類と考えますからと、さすが厚生労働省、中央官庁の人だなぁと感心もしました。でも今日、そんなことを聞きたいんじゃなくて、職務経歴の文章から受ける印象を知りたいと思っていたのですが、話はそこまで行かないままで、ゲッソリして話をこの人ではアドバイスはもらえないなぁと諦めました。。
まあ、中高年が、面接にまでいけば・・・書類さえ通ればと嘆くのと一緒かと思いますw管理人は、帰りがけに、応募書類の書き方、職務経歴書の書き方の冊子をもらって帰り、「はいはい、そうですね、正式書類ですね」とぼやきながらもw 家で形式や様式などを修正してから送付しました。
どれほどの効果があったのかはわかりませんが、様式で先に進めないとけっこう悲しいことでしょう。一応、世の中の枠組みには逆らわないほうがいいと思います。

履歴書の見本、サンプルと特色の出し方

新卒はともかく、中途採用、中高年の再就職の場合は、履歴書はあまり重視はされないでしょうが、次の職務経歴書つなげるイントロして、管理人はいくつかは考えて書きました。履歴書の見本、サンプルを見ておくことは大事だと思いますが、そのまま項目、学校名や会社名を変えたところで、何かの訴求ができる履歴書にはならないでしょう。
管理人は履歴書の学歴部分は最小限にしました。その分、仕事の部分にスペースを使い、同じ会社の中での、プロジェクト単位、案件単位の代表的なことをリストして、その簡単な概要を書いておきました。要するに、年齢相応に多くの実務経験がありますよ・・を、ボリュームを、見た目でも見せようとしたのです。また付記した簡単な文章には、求人票や会社のホームページからわかる範囲の、その会社で使っている単語をできるだけ埋め込むようにしました。そして職務経歴のほうでは、あげた項目について対応させて、さらに詳しく書いてある・・という構成にしておきました。
履歴書の趣味や特技なども、それなりに埋めておきました。無視したのは「好きな学科」「得意な学科」です。管理人の年齢で、好きな学科とか意味がないですから。もしこれを、「好きな学科が空欄だからダメ」という会社だとしたら、何かの間違いで採用されても、たぶん続けていけない会社だと思ってました。実力より形式重視だとなると、なかなか採用もされないでしょうけれども。
履歴書も、応募する会社にあわせて、カスタマイズ、チューニングするものだと考えましょう。履歴書の見本やサンプルに目を通すことは大事ですが、履歴書の見本やサンプルに項目を当てはめておしまい・・・とはしないほうが、いいと思います。