管理人の未経験求人への応募の経験
管理人自身は、未経験求人への応募の経験はありません。しかし未経験でもOK・・・という求人、募集をして、書類選考、採用面接をする側の立場になったことがあります。
未経験求人への応募だけではなく、中途採用の応募が多かったのですが、履歴書や経歴書は1000人分、数百人の面接を10年くらいの間に行いました。
まあしかしそれが、今度は自分がハローワークに行って、失業保険をもらい、中高年の再就職という困難に直面して、ジタバタしまくってしまう時期があったのですから、人生、わからないものです。
この記事の、未経験求人への応募へのアドバイスは、採用を検討した側からのアドバイスになります。
未経験求人の応募と意欲
この不景気、社員に給料を払う側だって大変なんですよw 勿論それは経営側の責任です。けれども、大企業ならまた話も違うかもしれませんが、中小企業であれば、苦労して、資金繰りに必死になってでも給料を払うなら、一生懸命やってくれる従業員、好きだからがんばるという従業員のためにこそがんばりたいのは、経営側の思いというか、人間であればそうですよね。
未経験OKの求人に応募するなら、やる気の証明が必要です。それは理解できますよね。やる気を見せなきゃ・・と応募者は皆思いますし、「やる気だけは負けません」と、みんな言います。
だから、「入社してから勉強します」・・・などでは弱いのです。仕事としての経験、経歴はなくても、好きで、面白そうで、自分で少しやってみました・・・というのがインパクトがあります。
未経験求人の応募と就職サービス
未経験求人の応募の際、ハローワークだけではなく、どこの就職サービス、紹介業でも、意欲を示すことが大事だと言います。履歴書や経歴書、身上書にもそういった内容が、必ずというほど書かれています。正直に言えば、そういうハローワークや就職サービス、紹介業で教えられたであろう書き方は、何となく見ればわかります。マニュアル通りだなぁ、工夫がないなぁと思います。
そういったハローワークなどのアドバイスをやるなということではありません。もしそういう「オキマリ」「お約束」のことがないのは、多くの場合は、よろしくないでしょう。しかし、そこで止まってしまってはダメだという話です。
意欲の証明
ひとつの例をあげましょう。ネットワークやサーバー管理者で、未経験OKという求人があったとして、パソコンが好きだから応募しよう、何とかできるかもしれない、と。
「やる気あります」「好きです」と応募書類に書き、面接でもそういったとしましょう。通るところ、採用してくれる会社もあるかもしれません。100%ないとは言いません。けれど、やりがいのありそうな、将来のキャリア、スキルになりそうな会社に行きたければ、ハードルを少し上げましょう。仕事としては未経験でもいいんです。でも自分の家のパソコンで何をしましたか?LINUXを入れてみましたか?あるいはバーチャルサーバーだったら月2000円もしませんよ。そういったことを自分でやっている人が、仕事としては未経験でも、やる気がある、好きだと証明できることになるんです。そして将来の成長を期待されます。未経験OKの求人は将来を買うんです。伸びそうにない人は、未経験OKの求人でも採用されません。
これは、どこの業界でも同じでしょう。好きならば、言われなくても自分でやっている。会社に入って教育完備といっても、教えられない「心構え」は、採用の時に、しっかりみられます。