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志望動機の書き方

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志望動機のサンプルや例文

志望動機のサンプルあるいは例文は、書籍であったり、あるいはネットでいくらでもサンプル集、例文集をみつけることができることでしょう。このサイト、ハローワークまっぷで、今更同じような志望動機の例文集やサンプル集を作るまでもないことだと思います。
まずは、「志望動機の書き方」の前に、そういったサンプルや例文に目は通しておきましょう。さて学生の新卒採用の応募で、そういった志望動機のサンプルをそのまま使ったらどうなるでしょう。「御社の事業に将来性を感じて」などなど、定型化した志望動機の文章を見た選考者は、プラスのイメージは持ちません。多くの場合、書類選考が業務になっている人は、見飽きています。管理人は自分が失業者になっていたのに、偉そうなことはいえませえんが、前職では採用も業務のひとつでした。10年で1000枚以上の履歴書や職務経歴書を見ましたが、志望動機のサンプルや例文をコピペしてきたのは、けっこうわかってしまうものです。学生なら、学校の就職課で教えられたんだろうとまだ苦笑いして許せましたが、中途採用でこれをやってくると、真剣さ、あるいは知恵の程度を疑いました。
志望動機の書き方の前に、サンプルや例文を見ておくことは大事なことで、たしかにそれは、志望動機の書き方の第1ステップです。しかしコピペ、そのままの引用はやめておいたほうがいいでしょう。それはただの、能無しと判断されます。

志望動機を書くことをどう考えるか

この記事は、主に正社員での就職を目指している人、それも中途採用での再就職を目指す人を意識して書いています。アルバイトやパートであれば、それほど悩まなくてもいいのかもしれません。
さて、志望動機を書くことをどう考えるかは、けっこう重要なポイントになるかと思います。面倒だ、履歴書に志望動機の欄があるから仕方がないと考えているなら、志望動機を書くのは、かなりの苦痛になります。
ところで、そもそも履歴書や職務経歴書は何のために書くのでしょうか。書類選考を通過するためですが、志望動機もその一部です。したがって志望動機の書き方の最大ポイントは、書類選考を通過させるための武器のひとつとして活用しようと考えることです。面倒だ、仕方がないと考えているうちは、どんなに志望動機の書き方やサンプルや例文を見ても、選考をする人にインパクトを与えるような、書類選考の通過に寄与するような志望動機を書くことはできないでしょう。
書類選考を通過するための手段のひとつと考えれば、次の行動も決まってきます。相手を知ることです。相手を知らないで、就職したいと思う理由、動機を書くのは困難ではないでしょうか。そしてもうひとつは、応募したいなと思った自分の心を深く掘り下げて考えてみることです。

サンプルや例文をみて

志望動機のサンプルや例文をみて、自分の動機をよく考えましょう。何でもいいから仕事が欲しいんだ、金が欲しいんだ。志望動機なんてそれしかない。
そうかもしれません。でも、本当に仕事は何でもいいんですか?犯罪でなはくても、法律ギリギリの、そして家族、親や配偶者や子供に、恥ずかしくて話もできない、そんな仕事でもいいんですか?
あるいは、その仕事ならば自分にもできそうだと思いませんでしたか?
そういった、応募してみようと思った自分の気持ちを、掘り起こしてみましょう。それができれば、少し、サンプルや例文を参考に言葉を選べばいいんです。