ハローワークまっぷ

生活保護 自治体とハローワークの連携

ハローワークと生活保護

管理人が失業者としてハローワークに通っていたころ、雇用保険の失業手当がすぐに出ないと、生活費がないんだ、死ぬしかないんだと、声を荒げ、泣きそうな男性を見ました。自分自身も、まだまだ再就職のメドなどついておらず、なんとも言えぬ思いで、目をそらすしかありません。自分も何とかしなければ、あれは明日の姿なのかもしれません。
ハローワークでは、生活保護そのものの手続きは扱いませんが、自治体の窓口のリーフレットだけは置いてありました。また、最近では、生活困難者の窓口として、自治体を案内するハローワークも増えてきているようです。

一体的支援事業

もう一歩進めた施策が、一体的支援事業です。生活保護を受けている人だけを対象とした就業支援サービスで、ハローワークとは別の施設になっています。自治体の庁舎や、アクセスのいい商業施設に設置されることが多いように思います。何が一体支援かというと、自治体とハローワークには、国と自治体という壁があるのですが、可能な限り、シームレスに支援事業を行おうというものです。そのひとつが生活保護受給者が仕事に就くために、生活満相談から訓練やセミナーまで、一体的に行おうというものです。
できれば、この事業がうまく軌道に乗って欲しいと思います。管理人も、「生活保護でもいいか」と思ったこともありますが、仕事はあったほうがいいです。ただお金のためだけではなく、何かしていないと、人間はダメになっていくように思えます。いろいろな事情があって就業できない人たちが、その障碍が取り除かれていくことを願ってやみません。