ヤングハローワークなどの施策
ヤングハローワークは、若い世代に向けたハローワークです。非正規雇用から正規雇用へ、また未経験者のチャレンジを支援する制度なども用意されています。都道府県別に労働局がありますが、ヤングハローワークがあるところとないところがあります。しかし、若い世代の就職支援は、世の中にとっても大きな課題で、ヤングハローワークという名称でなくても、そのための専用施設、カウンター、コーナーを設けている労働局が大半です。
未経験者のチャレンジ支援
失業者になった当時の管理人は、すでにヤングハローワークなどが対象とする世代ではありませんでした。またシルバー世代でもありません。いわゆる一般の失業者、求職者でした。
若い世代を対象とした教育、訓練がたくさん用意されているのに、若さを羨んだ思い出があります。ヤングハローワークなどを利用すると、未経験でもOKというチャレンジ制度を用意している職場を紹介されることもあります。自分の適性や性格、将来の希望なども考えて、選びましょう。管理人のような中高年の失業者より、ずっと選択肢は広いのですから。
適性の診断
ヤングハローワークなどでは、適性診断、性格診断などのサービスを提供していることも多いようです。管理人は実際に利用したことはありません。管理人の年齢になりますと、ハローワークで、「私には何が向いているでしょう」なんて、寝ぼけたことは言えませんが、若い世代、ヤングハローワークであれば許されますし、就職するうえで大事なことだと思います。職業相談というキャリアコンサルさんと話す機会がありますし、予約制、担当制をとっていることが多いようですから、しっかり話し合いをしましょう。また、こういったサービスはヤングハローワークだけのものではありません。民間の就職支援サービスもありますから、情報を多く仕入れるためもありますし、心が通じるコンサルさんに出会うためにも、最初は絞りすぎずに、いろいろなサービスを利用したほうがいいでしょう。
面接の練習、履歴書の書き方
ヤングハローワークなどでは、面接の練習や、履歴書の書き方をある程度まで指導してくれます。これは民間のサービスでも一緒です。さて管理人は、前職では採用も業務のうちで、10年の間に、1000人以上の履歴書や経歴書を目にしてきました。採用面接もかなりの数を行いました。正直に言えば、ヤングハローワークや民間の就職支援サービスで教えられてきたなと思うような、教科書的なソツのない答えや履歴書は、わかってしまうものです。問題は、ヤングハローワークなど教えられたことを咀嚼して、コピペではなく、自分の言葉にしていくことです。焦らなくても、職業相談などで話し合いを続けていくと、自分が少し見えてくるかもしれません。そのうえで、それを生かして面接や履歴書の作成を行うといいでしょう。
ヤングハローワーク事業の現在
ヤングハローワーク事業ですが、2012年の時点では、新卒応援ハローワーク、キャリアアップハローワーク等へ、その事業は整理され引き継がれているようです。