宅建試験合格を経て
高校中退の私は、20代前半のときに、早朝のバイトと日中の配達関係の仕事とを掛け持ちしながら「宅地建物取引主任者試験」に独学で挑み、見事一発合格を果たしました。学生時代には勉強の「べ」の字もしたことがないような人間だった私が、一般的に難関資格試験といわれる宅建試験に合格できたのは、低学歴をキャリアアップ(資格取得で)で埋めようという意志の強さだったと思います。誰でもできる職場でツライ思いもしました(待遇面)が、宅建試験合格で生まれ変わったように思います。後に私は職業訓練の講師として、宅建などの学習を4年生大卒者などに教えていくに至りました。
daiekido(30代男性)
時期:2002年頃
関連資格の勉強は一石二鳥
宅建試験の学習(合格済み)で「区分所有法」という法律を学びました。結構ボリュームがありましたが、私は結構得意でありました。にもかかわらず、宅建試験では1問程度の出題しかなく、この知識をもっと生かすことのできる資格試験はないものかと考えていたときに出会ったのが「管理業務主任者」「マンション管理士」という資格試験でした。しかもこの試験、宅建試験の範囲と大幅に重複するので、新しく勉強することがごく少なかったんです。もちろん、その試験用に対策することは必要であるものの、一から勉強するよりははるかに合格に近かったといえます。結果、両者の試験に独学で合格でき、宅建のみの資格取得者よりは場のある仕事ができるであろうマルチホルダーとなることができましたから。「鉄は熱いうちに打て」、冷めてしまわないうちに次なるステップへ挑戦することで優位になれますよ。
daiekido(30代男性)
時期:2003年頃・2005年頃
宅地建物取引主任者の資格を1回で取得
仕事をしながら司法書士試験に挑み続けて3年、努力実らず挫折しました。せっかく学んだ法律の知識を無駄にしたくないと思い他の法律の資格を取ることにしました。そこで見つけたのが宅地建物取引主任者という資格。司法書士ほど難関の資格ではないけれど合格率20%弱と簡単な試験でもないようでした。しかし市販の教材を購入して読み込みながら過去問を並行して解く勉強を2ヶ月続けたことで試験には一発合格することができました。不動産関係の仕事に就くために非常に役立ってくれた宅地建物取引主任者資格。取得してよかったと思います。
イエロー(30代男性)
時期:2010年10月
宅地建物取引主任者の資格取得
今の仕事は好きでしたが、もっとやりがいのある仕事がしたい、資格がなければ出来ないような仕事や、役に立ちそうな仕事はないかと考えました。通信教育のチラシを見た時に「宅地建物取引主任者」が目に入り、これだと思いました。不動産関係は全く経験がないので、かえってそれがいいのかも知れないと思い、勉強を始めました。慣れない言葉が多くて最初は苦労しましたが、わかってくると勉強するのも面白くなってきました。難しいこともたくさんありましたが、興味津々だったので特に嫌にもなりませんでした。半年間勉強して、無事に合格できました。これからの転職に役立てばいいなと思います。
しのしの(20代女性)
時期:2014年4~10月頃
宅地建物取引主任者資格試験
夫が独立して不動産会社を始め、いつか会社が大きくなって取引主任者の人数が必要になるかもしれないからと、主人に促され宅地建物取引主任者試験を受けたのは2000年の10月でした。30代も半ばを過ぎあらゆる勉強などからは遠ざかっていたので、用語1つ暗記するのも四苦八苦でした。試験内容が民法中心で今まで全く関わったことのない世界でしたので余計に戸惑ったのかもしれません。主人が用意してくれた参考書と問題集で眠気を堪えながら勉強する日々を約半年送りました。けれどこの試験を受けた事で今まで自分とは無関係だと思っていた法律の世界を少しだけ垣間見たことは無駄ではなかったと思っています。ありがたいことに試験に合格することができましたが、15年たった今でも主人と2人だけの小さな事務所のままで、私の資格の出番はまだありません。いつか役に立つ時を思いせっかく身に着けた知識を錆びつかせないように頑張りたいと思っています。
とんび(50代女性)
時期:2000年10月
持ってるだけの宅建
家が不動産をやっている関係で宅建を取得しました。勉強期間は1カ月ほどです。(通常半年ほど)その代わりその期間はほぼ勉強しかしませんでしたが何とかとれました。(当時は学生であったためほぼ、丸一日時間が取れたのです)。不動産ならいるであろうとあまり調べずに突っ走って取得したのですが、実際に社会人になり実家の会社に入ってみると、業務内容的に宅建の資格は要らず、使えないことに気がつきました。資格を取得する際にはまず取得後に使うかどうかを考えるべきです。
しょうちゃん(20代男性)
時期:2013年12月頃
不動産業界への転職を考え、宅建取得に向けて勉強中
現在、機械設計の派遣業務に携わり、7年目を迎えました。不動産業界に興味が湧くようになり、転職を考えております。転職の際に武器になる「宅建取引士」の取得を目指し、勉強しています。なかなか範囲が広く、合格率も少なく難関の試験にも思われます。私自身、様々な自己啓発の本読んで、成功法則を勉強してきました。まずは、1.願望を具体にする。2.なぜその結果かほしいのか?その結果を得たらどんないいことがあるのか?その結果が得られなかったらどんなことが起こってしまうのか?そして、3.詳細な計画を立てる。この1.2.3をしっかりと考えて望むと、やる気が上がり、勉強がはかどっています。いろいろな目標達成に使えると思いますので、おすすめです。
カレーのルー(20代男性)
体験・経験の時期:2015年1月から現在まで
宅地建物取引主任者資格を取得して。
私は学生時代に法学部に通っていました。漠然と法律を学びたいという理由だけで勉強していましたが、学んだ法律を実践的に使いこなしていかなければ意味が無いと思い、法律系の資格で有り、将来は不動産業で仕事をしたいと思っていたので、迷わず宅建を目指すことにしました。結果は見事合格でしたが実際に仕事を始めてみると、資格は経験を積まなければあくまでも資格のままだというこに気付かされます。しかしここまでの苦労は無駄ではなく、幾つかの要素から答えを論理的に導き出す力は養われていたと思います。資格は使わなければただの資格ですが、取得すること自体にも十分意味があると思います。私もこれからキャリアアップのために、新たな資格取得に励みたいと思います。
kebochi(20代女性)
体験・経験の時期:2012年12月頃