ハローワークまっぷ

中高年の仕事探しの選択のひとつ Iターン公募

最終更新:

Iターン支援のポスター

管理人は、中高年のリストラ失業親父として、雇用保険の失業手当の基本給付をもらいにハローワークを利用した。勿論、仕事を探すために、求人検索PCも随分使わせてもらった。ハローワークの求人情報の検索は、厚生労働省のドメイン下に、ハローワークインターネットサービスがあって、自宅で探すこともできるのだが、ネットでは出てこない求人情報もあるのだ。どちらにしろ、面接の申し込み、応募には、ハローワークの紹介状が必要なんで、行く必要があるし。
東京都内、埼玉、神奈川、千葉で、自宅から通えるところなら、何でもいいぞと探していたのだが、ある日、ポスターを見た。Iターン支援。
あぁ、いよいよ東京で仕事がなければ、都落ち、田舎で暮らすのもいいかもなぁ。
当時管理人は、失業してハローワークを利用していることもそうだが、退職するまでの数年の様々なでき事でも、精神的にも参っていた。もう、熾烈なビジネスの前線に戻るのはキツイなぁ。勿論、食うためにそれしかなければやるけれども。そうじゃない選択もあるんだろうか。Iターン支援のポスターは、そんなことを考えさせた。

田舎の求人

前職の管理人は、役員も努めており、それなりの立場と年収もあった。那須に別荘なんぞも持って、得意になっていた。それがまあ、会社都合のリストラで、いやいやまったくもって、人生イロイロだよなぁ・・・。
そんな経緯もあって、栃木、那須、黒磯というあたりには、かなり馴染があって、Iターンで田舎で生活するなら、馴染のある土地がいいよなぁと妄想するようになってしまった。なかなか東京でマッチする求人がないので、現実逃避もしていたかもしれない。
ハローワークの求人情報検索PCは、北海道で使おうが、沖縄で使おうが、全国、どこのハローワークの求人を検索することができる。東京の自宅を売り払い、ローンの残額を相殺して、少し残るかな。那須の別荘を自宅にして、そこから通えるところ。いずれ那須には住みたいと思っていて、生活費はどれくらい必要かは以前から考えてあった。東京の自宅を維持するよりは、ずっと安く暮らせる。
さっそく栃木、那須、黒磯あたりの求人を探してみる。ハローワーク黒磯が、期間の定めはあるけれども、キャリアコンサルを募集していた。その他見つけた求人は、ホテルの清掃、牧場の乳搾りなどだった。あぁ・・・、搾乳、乳搾りかあ。
結局、管理人は東京で仕事をみつけることができたので、牧場の乳搾りは今回は見送ったのだが、あと数年したら実行するかもしれない。

Iターンと公募

管理人のそんな妄想と、公募によるIターンは意味合いが違う。地方の自治体が、東京などの都会の民間で第一線で活躍してきた人のノウハウ、経験を使いたいと募集しているものだ。待遇は、まあ、地方公務員になるわけだから、民間の第1線の人のもらっている年収などから比べれば、落ちるかもしれない。けれど仕事は金、年収だけで選ぶもんじゃないよな。勿論、重要な要素であるのは間違いないけど、それだけに固執すると、ある種の自由を失うことになる。
管理人は数千万の年収を得ていた時期と、失業者として雇用保険をもらっているという極端な経験をしたせいだろうか、給与、年収に対する考え方が、少し特殊になっているのかもしれない。それをお断りした上であえて書いてみるが、仕事のチョイスは給与の多少だけ決めないほうがいいだろうと思う。
公募でIターンをして活躍する人が増えてきているという。軟弱な管理人と大きな違いだ。勇気ある決断にエールを、そして活躍を祈りたい。