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ホームヘルパーは精神的に辛いこともありますが、やりがいも素晴らしくあります-介護の資格と体験談-

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ホームヘルパーは精神的に辛いこともありますが、やりがいも素晴らしくあります。介護職員初任者研修

就職に役立つと聞いて、ホームヘルパー2級の講座(現在の介護職員初任者研修?)を受けていたときの話です。知識や技術を教わり、いよいよ最後の実習、その最後の1日でした。2階建ての施設に実習に行っていて、私は比較的認知症の軽い方のお住まいである2階で食事の介助をしておりました。すると1階で何やら叫び声が。しばらくして救急車も。何事かと思いつつも、その場を離れる訳にもいかず、食事が終わり自由時間に。スタッフさんがそっと「1階でひとり亡くなったのよ」と。急に倒れられたそうで、病院に運ばれましたが亡くなったのだそうです。わたしは会ったこともなく顔も知らない方でしたが、大変悲しみました。けれど思いました。その方は家族が一緒に暮らすのを拒否、施設に入られていたそうで、安らかな死に顔を見て、最後まで御一緒出来て良かったと。邪魔者扱いされ、ひとりで寂しく逝かずに済んだんだと。介護は大変な仕事ですが、ひとの人生の最後までを共に話し、暮らせ、笑い合い、見取れる、大変やりがいのある仕事です。
のん(30代女性)
体験・経験の時期:2009年頃

昨年末に「サービス介助士」という技能検定の試験を受けて合格しました

昨年の夏に介護や介助の仕事に携わりたくて、「サービス介助士」の講座を受講しました。「サービス介助士」は、身体的にハンディキャップがある方の日常生活をサポートするものです。それまでは会社に勤めており、主に設計の仕事をしていましが、これから自分も高齢になり誰かの助けを借りながら生活していく可能性がある訳で、少しでもそういう仕事を理解しておきたいと思って受講しました。講習はほとんどが通信講座でしたが、丸二日間の実習がありました。実習では弱視の方の模擬体験を行ったり、車いすを使って介助の方法を学んだりしましたが、「介助する」ではなく、「お手伝いさせていただく」すなわち介助される側の立場に立って考え、サービスを提供するという考え方を身を持って学びました。実習の最後に筆記試験がありましたが、真剣に受講したおかげで見事合格しました。この講習で得た知識、技能を忘れず、社会に貢献したいと思っています。
あしがら 60代男性 経験の時期:2014年8月~12月

「認知症介助士」という技能検定を受験して合格しました。

会社を退職したのち、まだ働ける私は次の仕事として介護関連に携わりたいと思いました。理由は、まだ健在ですが、かなりの高齢でそろそろ身体的機能も記憶力も判断力も衰えてきた両親をサポートするためです。試験は通信講座と実習講座の後、受験することになっていました。通信講座は認知症とは何か、どう対応すればいいのかといった知識習得のためですが、本当に身になったのは、たった1日ですが実習でした。もちろんその前の通信講座があったおかげで実習も生きたのですが。グループに分かれてメンバーと意見を交換しながら、認知症の方のいろんな場面を想定して、どう対応すればいいのかを学んでいきます。そして、認知症を支える人たちの苦労は言うまでもなく、でもそれと同じぐらい認知症の人も悩み、苦しんでいるという事がわかり、それを肝に銘じておきました。最後に筆記試験を受けて合格しましたが、学んだことは両親にだけでなく、自分の実の周りにいる人たちにも役立てたいと思っています。
あしがら 60代男性
経験の時期:2014年4月~6月

介護事務管理士の資格を取得しました。

会社を退職したのち、まだ十分働けると思った私は、介護関連の仕事に従事したいと思いました。理由は、高齢の両親をサポートするに当たり、介護の仕組みや利用方法をしっかり把握しておきたいのと、今までは人のお世話になって生きてきたので、これからは人の役に立ちたいと考えたからです。とはいえ、介護の仕事と言ってもいろんな資格が必要で、その資格も関連学校を卒業することとか、介護の仕事の経験何年以上といった条件が整わないと受験すらできないようです。そこで、介護を知るには介護事務を把握することが早道と考え、介護事務管理者の講座を受けることのしました。おかげで、介護保険の仕組みや、どういったサービスがあるのか、どう利用すればいいのかを知ることができました。そして、見よう見まねですが、一応介護レセプト作成もできるようになりました。この講座を受講したおかげで、実際に両親の介護保険の利用方法にいろいろアドバイスすることができました。これから介護の仕事に従事しながら、更に資格を取得して少しでもみんなの役に立てればと思っています。
あしがら 60代男性 経験の時期:2014年7月~12月

介護職員初任者研修修了の体験

私は長年、持ちつ持たれつで信頼関係を築いていた祖母の、介護や介助をしていました。その祖母が病で亡くなり、私が一番に考えた事が「もっとお世話したかった」「この経験を生かして高齢者さんの役に立ちたい」という事でした。そしてハローワークにて介護職員初任者研修の職業訓練を選択し、受講することにしたのです。私が受講した介護職員初任者研修で集まった人数は全員で5名だったため、とてもアットホームな雰囲気で受講が出来ました。講師の方々も一生懸命に教えてくださいました。初めての体験も多く、たくさん勉強しなければいけませんでしたが、自分なりに家でも猛勉強をして、とても良い成績で修了出来たと思います。いい経験になりましたし、これからもこの経験を生かして行きたいと思っています。
しーたん40代女性 経験の時期:2013年9月頃

介護士の体験

大学で福祉系の課程を修了した後、病院の介護病棟で介護士として働いていました。オムツ交換や入浴介助などの介護業務に加え、病棟での雑務なども行うハードな仕事でしたが、高齢者の患者さんとの時間は楽しく、介助をしながら患者さんと二人で笑いあったりして、大変充実した日々を過ごさせていただきました。深夜勤務に加えて、早出遅出もある不規則な勤務のため、結婚を機に退職したのですが、今でもあの充実した日々を楽しく思い返す時があります。介護の仕事は体力的にも大変ですが、それ以上にやり甲斐があります。これから介護士を目指す方には、是非頑張って、仕事の中に喜びを見つけてほしいと思います。
つぐみ30代女性
経験の時期:2002年?2005年

ホームヘルパー2級資格取得について

育児休暇を利用して資格を取得しました。当時勤めていた会社は、就労時間が不規則だったので育児休暇が終わった後は正社員からパートに降格して仕事を続ける予定になっていました。でも私自身は仕事をバリバリしたい方だったので、いずれは正社員になれる業界へ転職したいと思っていました。介護の業界ならそれが可能だと思い取り組みました。子供は自分の母にお願いをして月~土曜日の講座に3週間ほど通い、更に実習を1週間行い、最後にレポートを出して提出という内容でした。乳飲み子を抱えての資格取得だったので親の協力がなければ難しかったと思います。元から大学は福祉系を卒業しており、社会福祉主事という資格も持っていましたが、ヘルパー2級をとったことによって身体介護にも自信がついたと思います。現在では無事資格をいかして介護業界へ転職をして3年になります。前の職場でのパソコンスキルなども生かしてバリバリ働くことができ、無事正社員にもなることができました。結果として自分の納得のいく転職ができたので、あの時資格をとっていて良かったと思っています。
てくてく(30代女性)
経験時期:2010年頃の話です

介護の体験

大学を卒業後、この仕事に就きました。最初は不安でいっぱいでした。社員に何度も怒られ、何度も仕事場で泣いた覚えがあります。ですが、泣いててもなにも始まらないと思い、それを糧に頑張ろうと思い、やってきました。一年目は介助をしていれば大丈夫なところだったのですが、二年目は異食してしまう方や暴れてしまう利用者がいたので、怪我したりしましたが、その子と仲良くならないといつまでも仲良くなれずにこのままだと感じ、自分からその子のところに歩み寄り、その結果信頼関係ができるようになりました。仕事は夜勤などあり大変でしたが、利用者と話せ、信頼関係ができたのがとても嬉しかったです。
ふー(20代女性)
経験時期:2011年3月から2013年4月まで勤務していました。

介護の体験

大学を卒業してすぐに働き始めたのが介護でした。初日はとても緊張してしまい、利用者になんとお話すれば良いか戸惑いました。それ以上に勤務内容が私にはやっていけるのかすごく不安でした。しかし、社員の人が優しく声をかけて下さり、大変だけど一緒に頑張っていこうと言って下さり、とても嬉しかったです。怒られたことは、社員の方になんでこんなことができないの、と言われたことです。入浴・食事介助など、少しずつ慣れてはきたのですが、その社員の方はスピードを第一にしている方で、私が遅いので怒ったのだと思います。なので、怒られてからは、何事にも早くやろうと思い、徐々に早く仕事をするようにしました。嬉しかったことは、利用者さんと最初は戸惑ってしまい、信頼関係が取れなかったのですが、自分から歩みこんだことで信頼関係が取れたことです。 私と同僚の方は、同級生の方と高校卒業してその施設の仕事に就いた方です。その同僚とは、何度か時間があった時に食事に行ったり、ボーリングなどをしたりしていました。 施設の利用者さんは男子より女性の方が多かったのですが、私と会ったらすぐに声をかけてきてくださったり、私のこと大好きって言って下さりました。泣きたかったことは、職員さんに何度も怒られたこと、そして利用者さんとうまく信頼関係が持てず、いつもトラブルが起きていたことです。ですが、自分から改善していったことで、利用者さんと信頼関係が取れるようになり、職員さんとも仲良くなれました。介護の経験をしてすごく学んだことがたくさんあり、介護の職に就いて良かったなと思っています。
ふー(20代女性)
経験時期:2011年3月から2013年4月まで勤めていました。

デイサービスでの体験談

今一番人が必要とされている職種ともいえる介護士、親の介護のことも考えていずれは必要くらいの感じ取得した「ヘルパー2級」の資格。ヘルパー取得の時に実地研修で経験したくらいの仕事と思って働いたら実際は身体も心も使うとっても重労働な仕事でした。初めは手順もわからず時間ばかりかけて、先輩のヘルパーさんに助けてもらい、また利用者さんにも型どうりのサービスしかできない日々でしたが、流れや身体が慣れてくると周りが見え自分の気持ちにもゆとりができてくるから必然と利用者さんにも気持ちよく過ごしてもらえるように私自身が動けるようになりました。新しい仕事に飛び込むのは不安も沢山ありますが、周りの先輩方も助けてくれます。勇気をもってチャレンジしてみて下さい。
十二単(40代女性)
経験時期:2011年の冬介護施設での利用者さんのお世話。食事、お風呂、おトイレ、レクリレーションの手伝いなど