第二種電気工事士 ビルメンテナンス職へ転職
不動産営業が肉体的に辛くなり、30歳になったのを機にハローワーク経由で職業訓練校に半年通いました。転職に当たって自身の技能を示すものが何もなかったので、建築設備コースを受講して資格取得を目指しました。ちょうど年に一度の試験をうまく受けられて、在学中に第二種電気工事士の資格を取得。卒業後にオフィスビルのメンテナンスをやっている会社に拾ってもらえました。不動産業界にいたため、最低限のビル知識はあったのと、資格で技術を示せたのが転職成功のカギだったと思います。ヒラからのスタートで年収は下がりましたが、資格手当の充実した企業なので年収アップを狙いたいと思います。
ニシヒロ(30代男性) 時期:2013年1月~7月
電気主任技術者としての実務
私は今25才で電気主任技術者という仕事をしています。仕事の内容は、ビルや工場等の比較的大きい電気設備(専門的に自家用電気工作物と言います)の保守点検で法律で定められた点検です。定例点検はもちろんですが、一番お客さまに感謝して頂けるのはブレーカーが落ちた時や漏電している時等のトラブル対応だと思います。以前、深夜11時頃にとある老人ホームのブレーカーが落ちて緊急出動した時がありました。 落ちた回路は事務所のメインブレーカーで、照明もコンセントも全部止まった状態でしたが、現場到着し約10分で原因が判明し復旧できました。電気がついた瞬間、お客さまからは大変喜ばれ感謝のお言葉を頂戴しました。深夜の出動だったのですが、感謝のお言葉を頂いた瞬間に疲れを忘れてしまいました。これからもお客さまのお言葉を原動力に頑張っていこうと思えた経験でした。
リョー(20代男性)
体験・経験の時期:2015年3月中旬頃