ハローワークまっぷ

国民年金の保険料免除と付加年金

国民年金の保険料の免除申請

失業して、会社の社会保険、厚生年金などから退会することになると、意外に高額であることに驚くのが、住民税、国民健康保険、国民年金だ。住民税は免除などない。前年度の所得によって自動的に決まるのだが、国民健康保険や国民年金は、会社都合の離職、失業であれば、前年の所得とは関係なし、免除が認められる、中高年のハローワーク利用だと、再就職までの期間が長期化することもあるだろう、早目に手続きはしておきたい。

再就職と国民年金

中高年の再就職の場合、すんなり正社員というのは、なかなか厳しいかもしれない。それなりの年収がとれる仕事に運よくつけても、契約扱いで、年棒制で、社会保険、厚生年金への加入がないというケースもあると思う。管理人の再就職は、ハローワークや人材銀行などを使ったが、結局、正社員ではなくて、年棒制の契約で、社会保険はナシとなった。こうなると、離職した時に加入した、国民健康保険、国民年金のままになる。
国民年金の免除をしている時に、再就職が決まって、会社の厚生年金に加入する場合は、国民年金は退会になり免除も何もない。
国民年金のままの時は、放置しておけば、免除期間は自動的に切れる、勿論、役所に行って、もう免除はいりませんと言うこともできる。

付加年金

ところで国民年金には、付加年金というのがある。失業して国民年金の免除などしている時には余裕がないのだが、免除が効かない状態で、国民年金の保険料を納付するようになったら、ハローワーク生活を脱出するなら、この付加年金は、つけたほうがいいと管理人は思う。
追加する保険料は、400円だ。計算を簡単にしたいので、60才まで国民年金の保険料を納める期間を100か月とする。すると納める保険料は、400円X100ヶ月=4万円が、総額になる。
65才になって、年金をもらう時、この付加年金による増額分は、年間で、200円×100ヶ月=2万円ということになっている。つまり2年間で、4万円で、支払った保険料を上回る。後は生きている限り毎年2万円オトクになってしまう。
65歳からもらって20年生きているかどうかは神のみぞ知るの世界だが、67歳、2年は、けっこう生きている可能性があるような気がする。
だからこの付加年金は、国民年金に加入する、保険料を払う状態になっているなら、やったほうがいいと思う。ま、65才まで生きている気がしないという人は、国民年金も全額未納にしておけばいいわけだがw
尚、この付加年金は、免除申請をしている間はつけられない。そりゃあそうだよな。