ハローワークまっぷ

職業訓練 一般 中高年

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職業訓練と雇用保険

雇用保険の失業手当の基本給付は、ハローワークの職業相談で、職業訓練の受講指示をもらって受講すると、かなりの優遇を受けることができます。ハローワークの職業訓練を実施する訓練学校は、民間に委託されていることも多くあります。民間の職業訓練はビジネスですから、受講する失業者の負担は、ほとんどありませんが、受講した人数に応じて、ハローワーク(国)から訓練の費用を受け取っています。そのためでしょうか、多くの受講生を集めたいと、訓練学校も企業として営業・広告などの努力をしています。

何を優先して職業訓練を選ぶべきか

何を優先して、ハローワークで職業訓練を選ぶべきでしょうか。一番、大事にするべきなのは、再就職につながるかどうかという点です。職業訓練の受講指示による雇用保険の失業手当の基本給付の優遇は最長で2年です。もし「勉強しているだけで、失業手当がもらえるのだからと、できるだけ長いほうがいい」と、再就職をあまり考えないで、職業訓練を選んでしまうとどうなるでしょう。中高年・一般の再就職は、年代があがるほど厳しくなるのが現実です。再就職につながらない職業訓練は、自分の将来をさらに悪くする可能性が大きいことは、覚えておきたいものです。

ハローワークで言われたこと

管理人は、ハローワークを利用している間に、職業訓練によって、雇用保険の期間が延長されることを知りました。失業手当はもらっていましたが、それで目減りしていく預貯金には不安を覚えます。職業訓練で、失業手当の受給期間が延びるなら、助かるなぁ・・・と、ハローワークで相談しました。
しかし、中高年は、何かの職業訓練を受けて、未経験の分野にチャレンジすることよりも、自分の経験や知識から、同じ業界ではなくても、異業種でも生かす方法を考えたほうがいいだろうというのが、その時の結論でした。
人により状況は様々でしょうから、しっかりハローワークで相談したうえで、職業訓練を選ぶなり、受講しないと決めるなりをしましょう。