契約の自由という考え方は、民法全体を貫く、とても大事な、原則的な考え方です。個人なり法人同士が、対等に合意する契約では、どのような契約条件でも締結することができます。
しかし、ベニスの商人のように金を返さなければ胸の肉1ポンドなどいう契約は、今日の日本(おそらく世界のほとんどの国で)無効にな...
第二子出産後に何か手に職が欲しいと考え出しました。二人も子育てしているし、保育士だったらすぐに取れるかもと安易な気持ちで資料を取り寄せました。保育士試験を受けるにはいくつかの条件の他、年に一度の申し込み期限という予想外の厳しいものでした。タイミング良く願書の期限に間に合い、その年の8月に筆記試...
天職というのは、もしかしたら死語になっているのかもしれません。1960年代からの高度成長、稼げばいいのだという、日本だけではなく世界に行きわたったマネーゲームの流れと風潮。そして仕事に求めるものは、できるだけ多くの収入と拘束時間の短さだけで、仕事そのものの価値など考える人は、皆無ではないにしろ...
定年退職後の新しい職場を求めて、県の事務職に応募しました。面接を受けたのですが、その時の失敗談です。結果から言えば不採用でした。 年齢的にも不利でしたが、面接の出来が悪かったのが大きいと思いました。前の職場では、後輩の昇格試験で行う面接等に「こうしなきゃだめだよ」などのアドバイスをしていた立場...
正直に書いておきますが、前職で会社都合の離職でハローワークや雇用保険、失業手当などを利用することになるまで、管理人は、ハローワークを利用すること、あるいはハローワークを利用する人に、ある種の蔑視をしていたと思います。要領よくやれないか、本人の努力が足りないか、いずれにしろ、社会的には敗者ではな...