ハローワークと選挙
失業して、ハローワークで雇用保険をもらっていても、選挙権はあります。当たり前のことなんですが、会社をリストラされて、あるいは非正規雇用で、雇止めで、仕事がなくて困窮していると、何だか気持ちがひがみっぽくなることもあるかと思います。
「選挙なんて、投票なんて無駄だ、政治家なんて誰でも一緒だ。」そう考える人もいるでしょう。ぶっちゃけ、自分の仕事がなくて、明日や少し先の生活をどうしようと思っている状態の時に、日本の国の行く末をどうしたらいいのか、選べ、考えろというのは、無理があるのかもしれません。思えば、自分が会社都合で離職して、ハローワークを利用している間に衆議院の総選挙があったら、あんまり考えてはいられなかったとも思います。
失業中は文句を言わない。
管理人は、自分が雇用保険、失業手当をもらっている間は、政治や、制度について文句は言わないように、考えないようにしていました。考えだすと、ただただ社会や政治への、恨み、不満などだけで終わってしまいそうで、そんなことより、仕事を探すことに気持ちとエネルギーを使いたいと思っていました。
また、失業者になるまで、雇用問題や、失業対策などに興味もなく、その観点から、選挙で投票をしたこともないのに、自分がその立場になった途端に、国や社会に文句を言うのは、あまりに無様だと思ったのもあります。ちゃんと再就職してのけてから、言ってやろう。管理人は、今回の投票では、雇用対策、失業対策、生活保障、低所得者への施策、あるいは、中期的な経済対策などを比較して、投票するべき政党を選ぼうと思っています。それが、失業し、ハローワークを利用して、今、何とか生活できるようになった経験者の義務のような気もしているからです。実際に失業して、ハローワークを利用して、雇用保険をもらってみて初めて感じることもありましたし。
政党の政策一覧
各党の政策一覧や主張を比較してみたいと思って、探してみたのですが、なかなか見つかりません。しょうがないので、自分で、各党の公式ページをあさってみました。本当は一覧表にでもしたかったのですが、なかなか共通する項目を拾いだすことができませんでしたが、自分のための整理にはなりそうです。
右下にリンクを貼っておきます。でも中身は、あくまでも管理人が、読み取れた範囲ですから、何となくでも興味をもてる政党があれば、公式ページへのリンクがありますから、そっちも見てください。
「こんな世の中に誰がした」と思うこともあります。でも日本の憲法でいえば、国の未来、行く末を選ぶ権利と義務と責任は、国民にあります。権利や自由があれば義務と責任はセットですが、義務と責任があるとなると、こんな世の中、国にしたのは、国民ということになります。
選挙や政治がわからない・・・とか、言ってられないように思う最近です。失業中は仕事を探すのが一番の仕事だとは思いますが、再就職できたら、政治に対して、良く考え、調べて投票するという形でも、積極的に参加することも考えてもいいかと思います。