調理師

上の子供二人が保育園に入園するタイミングで近所のイタリアンレストランでパートで働き始めました。もともとお料理は好きだったのと、家族が多い家に嫁つぎ日々のご飯支度もすごい量を毎日作っていたので調理はすぐに慣れました。調理補助と接客を兼任でしたが、調理補助では仕込みから盛り付けなど幅広くやらせてもらい、又シェフの真横で調理を見学できたのでいろいろ勉強させてもらいました。実務経験を3年積んだ頃、先々のことも考えて調理師免許を取ったらどうかとオーナーに進められ、自信はありませんでしたがやるだけやってみようと過去問集を買って猛勉強。実務経験があるので後は筆記試験に合格し、医師から診断書(麻薬の常習がないかとか)をもらえばOKでした。そして試験は一発合格。調理師免許証をもらい晴れて調理師になることができました。その後、三人目の子を妊娠したのを機にイタリアンレストランは退職。2年ほど専業主婦をしていましたが、三人目もそろそろ保育園に入れて仕事を探そうと思い職安へ行ったところ老人福祉施設で調理員を募集していたので面接を受けたところ、調理師免許を持っているということで即決してもらえました。イタリアンレストランで働いていた時はシェフの下でアシスタント的な役割でしたが、福祉施設では私が献立作りや材料買い付けなど調理業務をすべてをやるようになったので、大変ですがとてもやりがいを感じるようになりました。
田舎のママさん (30代女性) 平成22年


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