販売士検定

会社の教育の一環として、新入社員は半ば強制で通信教育を受け、受験させられました。本業とはまったく関係ないのですが、サービス業である以上、顧客、物を売る、 紹介する、原価計算などは必要知識であり、その基礎を身につける目的と聞いています。学生時代にスーパーでアルバイトをした経験もあり、興味のある分野だったので、テキストでの勉強はまったく苦になりませんでした。むしろ体験したことを知識として体系立てていけたので楽しかったです。大変なのは実技で、面接官に商品特徴を説明しお勧めするのですが、自分の欲しいもの(楽器)を自分目線で売り込み、なんとか合格することが出来ました。会社で合格が2人だけだったと思いますが、一時期上役への印象がアップしました。資格手当も数年ですが出ていました。その後、5年ごとに更新がありますが、通信教育または講義を受けるか都合のよいほうを選べます。万が一現在の仕事が出来なくなったとき、販売の仕事をしたいので、保険としてずっと更新し続けています。
rappi (50代女性) 平成4年(1992年)秋


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