調理師

食品会社に勤めていた私は、5年目の時に調理師試験を受けようと思いました。調理経験のない私ですが、会社での3年間の就業経験で実地試験は免除になるので筆記のみの試験でしたので受けることにしました。その時同僚も一緒に受ける事になりました。資格に向けた勉強はそれぞれで行い、私は過去に出題された問題を徹底的に暗記しました。明らかに同僚の方がしっかりとした勉強をしていたので間違いなく同僚は受かるものだと思っていました。試験が終わりある程度暗記していた問題が出てくれたので、後はそれぞれの項目ごとの点数がクリアできているかどうかが心配のところでした。結果は見事に合格し晴れて調理師の免許を取ることができました。しかし、同僚がまさかの不合格。会社内では何とも言えない雰囲気となりあまり喜べなかったのが思い出として残っています。ただ、結果としてその努力が認められ特別手当に反映されました。
まるにい (20代男性) 平成6年10月


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