ドラッグストアで1年働いた頃に、従業員のスキルアップをするということで、登録販売者試験を受験したい人がいないか募集がありました。30才になった年でしたが、履歴書に書ける資格が自動車免許くらいしかなかったので、一念発起し、受験を決意しました。届いたテキストを開いてみると、覚える内容が多くて途方にくれました。法律や人体の仕組みについては毎回同じような問題が出ますが、薬効についてはいくつもあるジャンルから毎年ランダムに出ます。つまり、1つのジャンルに特化してもテストに出なければ無駄になるのです。偏らず、幅広い知識が求められます。テキストは一通り読みましたが受験日1ヶ月前からはひたすら過去問を解いていました。当日は『最後まで席を立たずに問題と向き合うこと』と上司にアドバイスをもらい、試験に挑みました。結果はギリギリでしたが合格。アドバイスをくれた上司に感謝です。
シロタツ (30代女性) 2015年8月