毒物劇物取扱責任者

毒物劇物取扱責任者とは、日常に出回っている薬品のうち、例えば農薬などのように、うっかり人体に入ると危険な薬品を取り扱う資格のことです。 よく「危険物」と混同されがちですが、毒物劇物と危険物は法律上の取り扱いが異なり、それぞれ違う資格となっています。 私は仕事柄、農薬を取り扱うことがあったためこの資格を取りました。 実務経験を問わず誰でも受験できますが、毒物劇物取締法という法律をきちんと勉強しないと合格できません。 ただこの試験は都道府県単位で行っており、試験日程が違えば近隣の県を掛け持ちで受験することも可能です(どこの間で合格しても資格は全国で有効)ので、最悪他県で受け直すことも考えてました。幸い一発で合格できましたが。 この資格は一般・農業用品目・特定品目の3種類ありますが、ぜひ、一般を受けることをお勧めします。 農業用品目・特定品目は多少試験勉強の範囲が狭くなりますが、どのみち法律を勉強しないといけないのは一緒ですし、逆に範囲が狭い分マニアックな薬品が出題されて難しいという印象がありました。 薬剤師以外の方で農協や運送業への就職を考えている方は、この資格を持っていると有利になると思います。
こんさどーれ (40代女性) 2006年


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