毒物劇物取扱責任者

現在農業系の会社に勤めているのですが、農薬の取り扱いの為に必要とのことで上司より受験を打診されました。 私は理学部卒ですがずっと事務職をしていたので、理系の勉強は10年以上ぶりでした。基礎化学は思い出すまでが大変でしたが、様々な暗記したものが思い出されてからはそこそこ楽しく勉強できました。 勉強期間は3ヶ月。最初の2ヶ月は1日30分くらいだらだら勉強し、その後試験前の1ヶ月は1日1時間以上机に向かってちゃんと勉強しました。 受験勉強に利用したものは、テキスト1冊、過去問題(県のホームページで2年分無料公開されていた)、スマホ用有料アプリです。 第1章の法律では、スマホアプリが大活躍で、休憩時間や就寝前、料理で鍋の番をしている時などのちょっとした空き時間に何度も解くことで、知識の定着を図ることができました。 反復練習、大切です。 第2章の基礎化学は計算しないといけなかったりするので、アプリよりも、テキストの練習問題と過去問を、ノートを使って何度も、丁寧に解きました。 第3章・4章・実地は、暗記するのにとても手こずりました。 テキストを何度も読み、自分で毒劇物の表を作ってみましたが、それでも覚えきれずいつもブツブツ呟いていました。 これもアプリで何度も問題を解きました。 過去問は、模擬試験感覚で時間を計りながら何も見ずに解く、ということを何回も行い、間違えたところはテキストを読み返して何を間違えたかをはっきりさせ、やり直しました。 こんな感じの勉強でしたが、なんとか1回で合格できました。 難を言えば、試験が年に1回しかなく、しかも平日なので有給をとって行かないといけないのがちょっと受験しにくい点ですね。 今は合格発表直後なのでこれからお給料に反映されることになるのですが、資格手当がどれくらいつくか、私も楽しみです。
やすぐらむ (30代女性) 2017年8月


----------------------------------------------