歯科衛生士試験

実家が歯科医院だったので、一度は社会に出たのですが、資格を取ろうと思い専門学校に入りました。私が資格を取った時期は、歯科衛生士学科は二年制から三年制に移行している時期で、二年制だった私は三年制の内容を二年で無理やり詰め込んだ授業内容でした。基本的なところは変わらないんでしょうが、国家試験の中身が少し違うはずだから、と教員の方が言っていました。入った学校のモットーは「即戦力となる人材」だったので、学科より実習の方が時間も多く、ノルマも多かったのを覚えています。高校卒業後、直ぐに衛生士になった先輩衛生士さんが実習の監督になっていらっしゃったのですが、ほぼ私と同い年だったので私は指導しにくいと言われたのを覚えています。資格を取得してから凄く良い先生に巡り会え、個人医院で働かせていただいてますが、実際仕事はかなりきついと思います。お給料と比べても、それほど割りが良い、というほどではありませんし、色々あります。けれども、患者さんが治ってゆく姿や、通ってくださる方との会話、ありがとうの一言にやりがいを感じます。頑張った分だけ、信頼という形で報われているなと感じます。結婚して子供が生まれてからも続けられています。資格取得まで今は三年かかりますが、国家資格なので損はないとは思います。ただ、良い先生や医院さんに巡り会えない場合だと、離職する確率が高くなっている職業ではあると思います。
ちゃっぴー
(30代女性) 2006年3月に資格取得


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