医療とは全く関係のない短大を卒業し、受付の仕事をしたいと考えていたところたまたま面接していただいた歯科診療所で受付をしていたのですが、人手不足や人件費をあまりかけたくない、という院長の方針で、受付以外にも歯科助手をしていました。無資格でしたが衛生士と同じような仕事をすることに疑問を感じたのと、基礎から勉強してしっかりとした資格を取ってそれ相当の報酬を得たいと考え20代半ばで専門学校に入りなおしました。助手の給料では貯金もままならなかったので進学費用など両親に助けてもらいました。ちょうど2年制から3年制に移行するかしないか、という時期でしたので完全に3年制に移行する前に、と思い急いで入試準備を済ませました。入試自体は国語と簡単な数学や面接などでさほど苦労しませんでしたが、入学してからはとにかく実習と座学、とくに解剖学や薬理学など基礎医学的なことなどが大変でした。国家試験は回答率60%以上で合格、という感じでまず落ちることはありませんからとにかく学校でしっかり勉強すればだれでも取れる資格です。不思議なことにフルタイムの正社員の時にはそれほどお給料はよくないですが、パートになると時給が良い傾向にありますので、結婚するまでは実家から通い、結婚・出産するまで働き、出産や育児が落ち着いたらパートで働く、という働き方をするにはおススメです。
ぽんきちかあさん (20代女性) 平成16年4月入学、平成18年4月卒業