社会福祉士

社会福祉士は、福祉に関わる資格としてはオーソドックスなもので、精神領域介護領域医療領域すべてに通用する資格です。精神領域に関しては精神保健福祉士が特別な資格として求められますが、社会福祉士を取っておくことで国家試験の科目が免除されるものもあるので、とっておいて損はない資格と言えます。しかし、その合格率はいまだに一桁のパーセンテージをキープしています。国家資格となって年月がたち、問題も細かく細かくなってきており、加えて介護保険法の改正など新しく覚える部分も多く、そこに関しての引っかけ問題への対応バリエーションが少ないことが原因と思います。私が資格を取った時は、ベーシックな科目は初回から、改正があったものは改正年前後のものを中心に過去問題集を5回通してとき、各回の間違いやすいポイントと間違えた点を比較しました。そうすることで自分の弱いところが分かり、そこを重点的に見直しました。あとは自分の強みになる科目をひとつでも作っておくことが大事です。試験は本当に細かくて、途中で必ずもうやめたいと思うものですが、自分の強みがそのやめたいをなだめてくれます。最後はもうこんな試験は受けないという気迫が合格への切符になります。そのために重箱の隅をつつくだけでなく、大きく頼りになるものを作っておくよう準備することが大事です。
ころころ (40代女性) 2002年1月


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