私は医療ソーシャルワーカーという病院で働く相談員の仕事がしたくて、就職には必ず必須である社会福祉士という資格をとりました。以前社会福祉士という資格ができていなかったころは、無資格でも医療ソーシャルワーカーとして就職できたようで、そのころの方は今でもそのまま働く方も多いですが、これから新卒で就職を探している方には必須条件にしているところがほとんどです。まれに就職できるところもありますが、社会福祉士の資格がない分、患者やその家族との面談や退院後に繋げる資源へのサマリ(申し送り状のようなもの)の記載、また記載できても自分の名前の添付は許されないなど、仕事の幅は取得できるまで狭まります。 資格取得には、合格率30%台を突破しなければなりません。私は実際、過去問や学校で行われる模擬試験だけをひたすら行いました。実習や卒論などを同時期で行っていたため、教科書を最初から全部読む時間もなかったため、本屋で売っている問題集を買い占めてとことん解くことだけを行いました。それもあり、合格したときは飛んで喜びました。 資格をとれば、資格手当もいくらか入ります。もちろん資格がある分、女性でも結婚して転居した場合でも転職に有利です。福祉職の中では、給与賞与はしっかり手取りももらえる職種かなと思います。少人数制の職場が多いため、経験を積んでいけば、昇進昇格も近いのかなと思います。
りんご(30代女性) 2009年1月