40歳を超えてから、資格取得のため、通信制の大学に入学し、勉強を始めました。子供もまだお金のかかる年齢なので、仕事をやめるわけにはいかず、パートで働きながら、勉強しました。もともとは畑違いの仕事をしていたので、福祉の勉強は初めて。目からウロコとはまさにこのことでしょう。通信の勉強や座学での学習はともかく、困ったのは実習でした。他の施設に行き、仕事を休んでほぼ全額持ち出しで実習させていただく。実習指導員は自分よりずっと年下。一応気を使ってはいただくものの、こちらが教えていただく側には違いありません。毎日いろいろな業務を教わり、実習日誌をつけ、評価してもらう。相手方もさぞかし面倒だったと思います。でも幸い本当にいい方に恵まれました。同じ大学で他の方に聞いたところ、怒鳴られたり、まるでなってないと酷評をされて実習中止になった方もおられたとか。それなりの年齢だと辛いものもあります。でもなんとか乗り切って、国家試験も1度で合格しました。
きょうこ (40代女性) 平成24年7月