実用英語技能検定(英検)

今回は英検準1級合格者の私がコツというか、勉強法をシェアしてみたいなあと思います。まず最初にやるべきは単語です。単語は、長文、リスニング、面接、作文などと違って、やった分、できた分が「確実に分かる」という特性があります。長文や作文、リスニングというのは覚えるだけでは済まないですが、英単語は「ただ覚えるだけで確実に伸びます」。だから、まずはこの柱をガッチリ固めていくといいです。次にやるべきは長文です。単語帳をやって(もちろん、書かずに、見て覚えたほうが時短になるのでそうしたほうがいいです)、語彙問題が大体7割を安定して取れるようになってきたら、長文を潰しましょう。理由ですが、所詮、どの言語の文章も文の集まりであり、その文というのは単語の集まりだからです。直前にやった語彙の勉強が生きます。「語彙では」穴が少ないと考えると、長文読解で点を落とす要素はほぼ「文解釈」しかないと思っていいです。こうやってジリジリ範囲を狭めて、勉強すべきことを明確にしていきましょう。同じような要領でリスニングをやりましょう(単語の勉強で語彙は潰し、長文の勉強で読解力はついてるので、リスニングができない=ほぼ音が聞き取れていないだけということになります)。そして、ここからが重要です。リスニングが安定したら、作文「ではなくて」面接の練習をやってください。私はここで選択をミスってしまい、だいぶ苦労しました。「必ず」面接の練習が先です。理由は「1次受かってるかなどうかな」という微妙な採点結果の時に、受かっていたらどうしようもないからです。全く会話とかの経験がない人が2週間で面接を完全突破できるほど甘くはないです(おかげでギリギリ合格なんですが)。なので、まずは面接を「1次試験受験までに」死ぬもの狂いで終わらせ、余裕があったらライティングも対策しておこうかなくらいの認識でいたほうが一番安全です。面接の勉強はリスニングとかの復習にもなるし、今までやってきたことの総復習です。先に難しいそちらを終えておけば、ライティングはもっと範囲が狭いのでだいぶラクですよ(面接のスピーキングの力というのはライティングに通ずるところがありますので、これでも十分対策になります)。以上のことを確実に守って1個1個やるべきことを絞れば、英検準1級合格は夢のような道ではありません。
kyouya (10代男性) 2015年7月10日


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