おそらく現在でもそうだろうと思うのですが、私が在学中の頃も漢字能力検定はずいぶんポピュラーな資格で、皆が一度は挑戦してみる資格でした。そのため三級、準二級と調子よく合格してきた私が、次に目指したのは二級でした。しかし、これが意外なほど難しく、毎日少しずつ勉強して一度目に挑戦するも、結果は『あと一点』というものでした。その悔しさから再び勉強して二度目を挑戦するも、結果は同じく『あと一点』。その時はもう学校を卒業していましたので、わざわざ遠方の試験会場まで赴いて挑んだだけに、その結果は悔しくも思い出深いものでした。その後、たまたまもう一度挑戦する機会があり、今度こそという気持ちで挑戦し、三度目の受験でやっとのこと合格にたどり着きました。就職後もたまたま文章校正などを行う機会があり、やってみるとその後も頻繁にその仕事を任せて貰えるようになり、結果としてその時の勉強が役に立っているのかなと思うことがあります。
コタロウ (10代女性) 平成24年7月