日本漢字能力検定(漢検)

社会人になりたての頃、仕事に対しても自分自身に対しても余り自信がありませんでした。そんな折、「資格を保有すれば自信に繋がるのではないか。」と思い、漢字能力検定を受けました。落ちたくなかったので取りあえず3級から、と控えめに低めの級から受験したのですが何と周りは小学生だらけ。かなり恥ずかしい思いをしました。結果は一発合格です。勿論次回は準2級を受けました。受験者層も中学生や高校生、そして年配者もいて安心して受ける事が出来ました。こちらも一発合格です。その後は当然2級です。レベルは高校卒業程度という内容ですから大卒の私が落ちる訳にはいきません。問題集を買い何度も繰り返し解き本番に備えました。そして受験し手ごたえも感じ、結果を待ちました。結果は不合格で納得がいきませんでした。しかし、良く調べるとホームページに書かれているように、準2級までは7割の正答が合格ラインだったのに対し、2級からは8割以上になっているのです。一見、準2級と2級の問題に大きな違いは見られませんが、この合格ライン引き上げがかなり足かせになってしまいました。結局合格できたのは、何と7回目の受験で、です。でも苦労したお陰で日常で読めない漢字は殆どなくなりました。センター試験国語の漢字を見てもそこだけは必ず満点を取る事が出来ます。ちなみに準1級は10回以上受験し、未だ合格しておりません。
うみせんやません (20代男性) 平成8年2月


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