子供の頃から高校教師になることを目指していたため、大学に入ったときには迷わず教員免許の取れる単位取得を考えました。実際は大学3年生から該当単位が始まるのですが、この他にも博物館学芸員や図書館司書の取れる単位をも欲張って受講していたため、大学4年生の頃には毎日の時間割が上限まで一杯に埋まってしまいました。卒論のゼミも併せて、毎日9時からの1限目の授業から、20時までの夜間クラスの授業まで、フルに出席していました。途中で教員試験の勉強を始めたこともあり、身体がいっぱいで疲れてしまい、残念ながら学芸員と図書館司書の単位は手放すことにしました。それでも、ほとんど毎日朝から夜の最終授業まで大学に残っており、合間に学部図書館で勉強していたことを懐かしく思い出します。教員免許は取得したのですが、教員試験に受からないまま非常勤講師となり、それも体調を崩したためすぐに辞めてしまいました。結果的に全く専門外の職種に就きましたが、教員を目指して勉強したことは私の大切な青春の思い出です。
konohana (20代女性) 1998年