趣味でペン習字を始めて二年。「字の上達」が目的だった私には検定は無縁のものでしたが、勤務先の社長に趣味について問われた時にうまく答えられなかったことから、成果を目に見える形にしたいと思い受験することを決めました。半年の猛勉強で2級に合格することができました。旧字体や書写体の問題など、仕事柄馴染みがあったので取り組みやすかったです。逆に言えば、前もってこの検定で勉強しておけば、今の仕事に就いた時に苦労しなかったのになぁと。この検定に合格したことで自分の文字に自信がつき、仕事のデザインに自筆の文字を使うなど積極的に取り入れるようになりました。クライアントと趣味の話題になった時もアピールしやすくなりましたし、仕事に取り入れたことで営業からの評価も印象も良くなったように感じています。何より、より実用的な練習が必要だったことで普段の文字も格段に上達したことが嬉しい成果でした。
真草ふみ (40代女性) 2017年