資格取得と就職・転職の体験談

私が通っていた大学が文学系に強い大学で学科でも人気があった資格でした。教授が言うには、毎年試験を難しく作っているので5〜6割は落とすと言っていたと思います。また一年でとれる資格ではないので、ひとつの科目を落とすと大変です。三年生までにとらないといけない科目があり、それをとらないと四年生で学芸員補の資格の授業を受ける機会が得られなかったのでこれだけは一生懸命勉強しました。実習は大学内に博物館があったので問題なく単位を取得できました。しかし、特に博物館の歴史や文化財の法律等暗記物が多いのと試験範囲が広いので、他にも勉強しないといけない科目があったのにも関わらず時間の大半をこの資格に削られました。また、その時期ちょうど学芸員の科目改定か何かで、３年までにある単位をとらないと４年で科目を１つ多く受けないといけなくなるようなことがあったのでもう必死でした。何とか単位を無事に取得し、学芸員補の資格を取ることができましたがやっと応募できる段階に来ても、求人にたいして応募人数が多いというのが現状でした。募集人数一人二人に対して応募が50なんていうのはざらにあります。どこを受けてもハードルが高いし、受かっても安月給というので私は結局断念しました。
miki (20代女性) 2009年から2013年の出来事