自分は高校を中退してから、建築現場でとび職をしていました。そんな自分だったのですが、あるとき、高所から落ちてしまって半年間入院になり、退院してからもとび職に戻る体力がなく、とび職をやめ、リハビリがてら自宅そばの障がい者施設にボランティアにいきました。何気に楽しく毎日のようにボランティアにいきました。ただそのときは仕事として介護をしようなんて思わなかったんです。そんな自分でしたが、一人の男の子と仲良くなりその子が自分にトイレ介助をしてほしいとねだってきていたのですが、ボランティアの自分ができるはずがなく、断っていました。そんなことがあって介護を本業としようと思い色々調べたら、まずは資格が必要と言われ、自分は職業訓練学校に行ってホームヘルパーの資格をとりました。授業は楽しく3か月講習があり大変でしたが、なんとか取れました。そして資格がとれた日に施設に行ったら・・・その子は病気で亡くなっていました。
のりみつ (30代男性) 平成22年11月