父が消防署に勤務していた関係で防火についての興味があり、防火管理者の資格を取ろうと思いました。それまで消防学校等で防火についての勉強はしていましたが、いざテキストを見るとちんぷんかんぷんでした。講習は何段階もあり、講師になっておられた職員さんもそのたび変わられて短時間で覚えなければいけない事が多く、少しパニックになっていました。普段何気なく行っていた事が火災につながる事や、防火とは火を出さないだけではなく、火が出た場合にどのように対応すべきかも含んでいる事を学びました。受講した時には老人ホームに勤務していましたので、災害弱者を預かる事がいかに責任ある事だと学びました。最後のテストが終わって結果が発表され合格した時には本当にほっとした事を覚えています。
いりあす (30代男性) 1996年10月