運行管理者にはバスやタクシー業界を対象とした「旅客」部門とトラック業界の「貨物」がありますが、どちらにも共通して言えるのは安全のために欠かせない仕事というものです。近年交通事故などでよく健康状態や睡眠不足などが背景にある「過剰な勤務条件」が問題視されていますがきっちり管理して無理のない安全運転を促すのも運行管理者の仕事です。資格を取得するには3日間の座学講習で基礎をしっかり教え込まれようやっと「受験資格」が得られます。講義だけでは簡単に資格が取得できないので強い意志と試験に向けた努力が必要です。試験はマークシート方式の選択肢ですが、年々ひっかけ問題や深い場所まで範囲が広がり合格率が30パーセント未満ともいわれています。しかし真面目に取り組めばそれだけ理解しやすいとも言えます。実車に携わっている人でないと難しい専門用語も出てきますが、図解付きの参考書も数多く出ているので何種類か購入して空き時間に進めていきました。試験直前には運送会社などで試験対策が開催されネットなどで募集もしています。自信のない人は参加すると現場の雰囲気が掴めてより対策しやすいと思います。
さくらマス (40代女性) 2016年3月合格