薬剤師試験

薬剤師国家試験とはその名の通り薬剤師になるための試験です。薬学部に6年間通い卒業した者、若しくは卒業見込みの者だけが受けることが出来ます。まず、薬学部を卒業するということ自体にかなりの努力が必要となります。普通の大学生と違ってアルバイトをする暇もほとんどありません。試験前は泣きそうになりながら勉強している子もたくさんいました。いざ、国家試験に向けての勉強を始めようとしても大多数の他人が焦燥感に駆られると思います。厚さ4、5cmもあるような本が1冊ならまだしも9冊もあり、更にその本を完璧にした所で受かるかどうかも厳しいものです。私を含め周りの人達は試験の半年以上前から朝9時頃に大学に来て夜の11時まで勉強している人がザラでした。とにかくひたすらに問題を解き頭に叩き込みまた次の問題へと移るの繰り返しです。1問 でも多く覚えるためにトイレに行く途中でもお風呂に入りながらでも勉強します。薬学部に入学して留年もせずストレートで薬剤師国家試験に受かることの出来る人はほんの一握りです。頭の良さよりも根性が必要な試験だと思います。
うみまりも (20代女性) 2014年


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