大学で韓国語を専攻した私にとって、この資格は何としてでも欲しい資格でした。私は大学卒業後に、独学で過去問を中心に受験対策を行い、合格することが出来ました。語学で唯一の国家資格であるため、取得後は、この資格を活用した仕事に就きたいと、あれこれと探した時期もありましたが、繁忙期と閑散期がはっきりしていること、繁忙期であっても、安定的な仕事を得られないこと、企業などに所属することなく、一個人として就業しなければならないことなど、一家の家計を支える者にとっては、やりづらい仕事であるかもしれません。さらに、昨今のニュースで、無資格でも就業できるように、法改正も検討されていて、そもそも、無資格者を排除するための資格であるにもかかわらず、趣旨に逆行している感も否めない状況です。
こーちゃん (30代男性) 1997年12月