通訳案内士

私は2016年度通訳案内士試験に合格し、2月初旬に合格証が送られてきました。2〜3年かけてとるつもりだったのですが、一年でとれてしまったので、喜びつつも戸惑っているところです。高校生の頃、通訳になりたいという夢を持っていましたが、実現せずに40代の専業主婦になっていたのですが、一念発起して資格取得を目指すことにしました。この資格は、外国人旅行者に付き添って、通訳をしながら案内することを有料で行うことができる資格で、通訳に関する唯一の国家資格です。一次試験は、外国語(私は英語)、日本史、日本地理、一般常識の筆記試験です。私は旅行業の資格があり、地理は免除でした。他の3科目を一度にとるのは大変だと思い、英語の免除を目指しました。免除の対象はいくつかあるのですが、一番簡単そうなTOEIC840点を目指しました。2か月くらいCD 付きの問題集で勉強し、2015年12月に925点をとることができました。その後は通訳案内士試験用の問題集や高校生向けの日本史の資料集、旅行白書などを使い、日本史と一般常識の勉強を2016年8月までして、一次試験を合格しました。その後が大変でした。二次試験は面接で、1分程度の通訳と2分程度のスピーチをしなければなりません。英会話にそんなに自信がなく、ネットで通訳案内士試験用のモデルスピーチ集を買い、自分なりにアレンジしながら覚え込みました。スピーチはその場で与えられる3つのテーマから選んで行うのですが、その中に覚え込んだものがあったのが本当にラッキーでした。面接官もすごく温和な感じの方たちで、自分の力を十二分に発揮できたと思います。そして無事合格できました。今後はもっと英会話をみがいて、資格を活かした仕事をしていきたいと思います。
きたきたこ (40代女性) 2016年


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