この検定を知っったのは自分が弁理士の資格を取得するために、その前哨となる資格や検定はないかと探していたときです。理系分野の資格である弁理士の資格を取得するためには法律の知識はもちろんのこと、条文や判例への理解や様々な事象に対して同アプローチしていくかの論理的思考が必須です。そのためにまずは暗記することが大切でした。簡易的な知的財産の法律書は持っていたので市販の問題集と合わせて、勉強を進めていきました。3級の試験では学科試験と実技試験があり、条文の暗記だけでなく判例への理解も必要です。3級という一番レベルの低い試験といえども、どちらか7割の点数を切ってしまうと3級の認定は受けられません。勉強期間は土日を中心に週10時間程度で2ヶ月で取得できました。法律の試験は毎年改正される条文への対応や知財に関するニュースに対して敏感になることが試験合格への近道になると思います。そうした意味では技術者の方や開発研究に携わっている方はぜひ取得したい資格になっていると思います。
サンドリバー (20代男性) 2016年11月受験