トリマー

子供の頃から好きだった犬に関わる仕事がしたいと、専門学校に入学しました。メインの目的は動物看護師だったのですが、私の通っていた学校はトリマーを取る事が必須だったので、最初は卒業するために取る、という感覚でした。でも勉強を始めてみると思いのほか楽しくて、トリミングの授業の日が1番楽しみでした。まず技術どうこうよりも犬の扱いに関しての指導が一番厳しかったです。最初は数人のグループで1頭の犬を担当します。卒業までに1人で全部仕上げる事を目標にするので、とにかく努力の日々でした。休みの日もモデルの人形を使って練習したりしました。学校は色々なタイプの犬が来るし、噛み付く犬も受けるので怪我の連続でしたが、卒業後の仕事には厳しい実技の日々が活かされました。動物病院の仕事を経て、独立しトリマーを始めました。お客様に喜んで頂ける事にやりがいを感じる事が出来て、資格を取って本当に良かったと思います。
ぴーたん (10代女性) 1997年


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