電気工事士

新卒で、総合設備工事の会社に入りました。この時の最初の仕事といっても過言ではなかったのが、第二種電気工事士の取得でした。同期は私を含めて6人、この中で紅一点で全員取得を目指すことになりました。会社自体は30名ほどの地場企業だったのですが、当時は社員教育にたいへん熱心で、わざわざ京田辺にあるパナソニック創建の5月開催の研修に出していただきました。ここでは5日間、筆記試験の対策をみっちりと行いました。オームの法則など中学物理の基礎から、法令に渡るまでオールマイティな講義と問題演習を行い、最終日は模擬試験を受験します。(が、3日目の夕方、祖父の訃報が入り1人だけ帰宅することになったのですが…。)その後、自主勉強の甲斐あって筆記試験に合格しました。実技試験は、仕事終わりに練習を行いました。資材は会社にあるものを使わせてもらい、18時〜遅いときは22時くらいまで、練習問題に沿って1日3つは回路を組んでいました。完成したものは必ずベテランの電気職人さんに見てもらい、「ここの配線は剥きすぎ」「被覆に傷がついてる!」など厳しく指導いただきました。1か月くらいみっちりと練習し、9月の試験には無事合格しました!試験のために身に着けた知識の内容はすっかり忘れてしまっていますが、営業を行う上でも電気工事士の資格は信用を得るのにも役に立ちましたし、ちょっとしたスイッチの取替などは自分で作業ができるので日常生活上でも役に立っていると思います。
銀のおすろさん (20代女性) 2013年5月〜9月


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