中小企業診断士

現在、大手製造業を相手にしたコンサルティング会社にてデリバリーを担当しています。前職が製造業でものづくりの現場に精通していたこともありますが、それと同時に診断士の試験勉強の中で学んだ経営に関する知識が大いに役立ちました。鳥の目、蟻の目、魚の目という言葉がある通り、コンサルに必要なのは、目の前の現場で起きていることを正確に把握するだけでなく、視点でお客様がどのような戦略を描いているか、という客観的な視点を持つこと。両者を把握できた上で初めて良質な提案ができるものです。中小企業診断士は、試験に合格したらそれで終わりではありません。資格取得後もスキル向上のための実務実習の場がありますし、理論政策更新研修と呼ばれる新たに知識を獲得するための研修もあります。資格を取ってからが本格的なスタートです。日本を良くしたい、自分をもっと成長させたい、そういう意欲ある方々が積極的に資格取得を目指して勉強されることを願っています。
satoshi.ito (30代男性) 2010年7月


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