数学検定 実用数学技能検定

大学2年生の春に数学検定2級を受験した。高校卒業時には準2級を合格していたため、就職の為にと2級も取っておこうと思ったからだ。2級とは高校2年生の数学(数学II・B)までの範囲である。文系学部の私はあまり高校数学を勉強していなかった為、試験に向けての勉強はまるで受験勉強をしているように感じた。(幸い数学は苦手ではなかったので特に辛いということはなかった。)勉強は基本的に教科書を読み、例題や練習問題を体が覚えるまで解く。少し日にちを置いて復習して理解が定着したら参考書(チャート式の黄色を使用した)の文章題をメインに解いていた。これは2次試験対策の勉強だが、1次試験は簡単な計算問題で文章題を解いているうちに計算力が自然と身についていたので特に勉強しなかった。試験範囲の全範囲の理解は時間がなかったので、8割くらい理解した状態で試験当日を迎えた。1次試験は難なく突破でき、2次試験の文章題もチャート式に出ていた問題を少し変えたくらいの難易度だったので特に回答に迷うことがなかった。教科書の内容が理解でき、参考書の簡単な応用問題がスラスラ解ければ充分合格できるという手応えであった。結果は無事合格(得点率は85%ほど)であった。文系大学生の数学力低下が近年話題となっているが、数学検定2級を取ればある程度の数学力と論理的思考があるという証明できると思う。履歴書の資格欄にも記入できるので就活のために取っておいて損はないだろう。
にしやん (10代男性) 2017年4月


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