偶然に法学部に在学していたので、将来的に司法試験を目指すとっかかりとして、二回生の頃に受験をして合格しました。結果的に、司法試験の科目とは違うものがあって(不動産登記法、商業登記法など)、余計な努力を要してしまったのが苦い思い出ですが、それでも法律の基本科目に触れることはできましたし、やはり国家試験をパスしたという自信にもつながったという点においては評価したく思います。バイトとの両立の中、勉強は少し大変な面もありましたが、幸いなことに大学の授業と資格の勉強が重なるものがあり、利用できる環境が身近に存在したというのが合格の大きな理由でしょう。憲法民法などの法律基本科目に関しては、司法書士試験の場合は短答式でしか問われないので、知識の習得という点についてのみ焦点を合わせて、何度も基本書を読み重ねたものでした。興味があったのも幸いでしたし、大学二回生と言えば、漸く社会の構造を知る段になった頃合いなわけで、つまりそういった意味での知的好奇心が作用したのも幸いでした。
kotakotakota777 (20代男性) 2006年から2007年