珠算能力検定（日本商工会議所）

6歳から19歳までそろばんを習っていました。珠算1級までは比較的トントン拍子に合格をすることができました。ですが、先生や家族から「1級満点を取れば強みになる」と言われ、1級満点を狙う事にしました。1級の合格点は毎回出しているのに何度も何度も満点を取るまで毎年試験を受けました。一度満点を取りましたが、東京の最終審査で落ちてしまい初めて挫折を味わいました。何度もそろばん自体をやめようと思いましたが諦めたら今までの努力が水の泡になる、と必死の思いでやり遂げました。無事に満点を取り、日珠連では珠算9段、暗算9段まで上り詰めましました。合格ではなく、完璧を目指すと言うのはとても難しいことです。ですがこの経験が、何事も諦めずに前進していくという強みになりました。今は事務関係の仕事をしていますが、数字を見ると脳が勝手に計算をしてしまい、答えを導き出してしまいます。そして、そろばんで培われた集中力と忍耐力はどんな業務に対しても役立っています。
Nachan (10代女性) 2003年?2005年