入社してすぐ、文学部だった私が社内システム運用をまかされることになり、コンピュータについて基礎的な知識を身につけるために取得した資格です。まず、市販の参考書を買って読んでみたのですが、文系の身には見たことも聞いたこともない単語が並んでいました。幸いにも日常業務でコンピュータやシステムを扱っていたため、パソコン内部の機器やサーバへの接続方法、テスト管理などについて実物を知っているという強みはありました。もし業務で使用していなかったら、独学では全く太刀打ちできなかったように思います。ほとんどが記憶するだけの試験問題なので、実際の機器などを前にして、ひたすら暗記して勉強しました。仕事帰りに2時間ほど一ヶ月集中して勉強することで、合格することができました。この資格ほど、後々まで仕事に役立った資格はないと思います。今はもうこの初級シスアド試験がなくなり、さらに範囲を広めて難易度を落としたITパスポート試験が代わりとなるようです。こちらもコンピュータおよび会社の仕組みの基礎的な知識を身につけるには、うってつけの試験だと思います。
konohana (20代女性) 2003年